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安部譲二


書名塀の中の懲りない面々
文庫文春文庫 あ−18−1
初出月刊誌「室内」に『府中木工場の面々』という題で、 昭和59年5月号から昭和60年12月号まで連載分。
単行本、昭和61年8月文藝春秋社刊。一部書き下ろし。
発行1989年6月10日
頁数267ページ
定価400円
ISBN4-16-750601-7
書名塀の中の懲りない面々2
文庫文春文庫 あ−18−2
初出月刊誌「室内」に『府中木工場の面々』という題で、 昭和61年1月号から昭和63年1月号まで連載分などを集めた。
昭和63年2月文藝春秋社刊。
発行1990年8月10日
頁数293ページ
定価400円
ISBN4-16-750603-3
書名怪傑ゾロ目
文庫文春文庫 あ−18−4
初出週刊文春1986年12月 4日号
     〜87年11月26日号
1988年6月文藝春秋社刊
発行1991年3月10日
頁数311ページ
定価420円
ISBN4-16-750604-1

『塀の中』というのは、要するに『刑務所』のことである。本物のヤクザさ んが、刑務所での喜怒哀楽を、面白く、今後の利用者にも、あるいは利用しな いが実際はどうかなと知りたがっている物好きのために書いたものである。

実務経験者が書いただけあり、心理描写などが面白い。レポータなんぞが書 いているのは、所詮第三者の勝手な憶測であり、下らない。それにひきかえ、 中学生からヤクザさんになられた安部譲二の書くものは、本物の匂いがする。

『塀の中の懲りない面々2』の方には、元組長との対談もある。

『怪傑ゾロ目』は、『塀の中』に入る前の、ちゃんとヤクザをやっていたこ ろの話である。何を間違えたか、日航国際線のパーサーをやっていたらしい。 ヤクザと国際線のパーサーという二足のワラジをはいた華麗な生活。


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