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| 書名 | 使いこなすGNUPLOT |
| 監修 | 矢吹道郎 |
| 著者 | 大竹つよし |
| 発行日 | 1996年3月26日 |
| 発行元 | 株式会社テクノプレス |
| サイズ | A5版、187頁 |
| 定価 | 1957円(本体1900円) |
| ISBN | 4-924998-11-7 |
Linuxには、死ぬ程多くのツール類が、当然タダでついてくる。その中でも 知名度の高い、利用価値も高いものの1つが、GNUPLOTである。
しかし、GNUPLOTだけを解説した本というのは、ずっと長い間なかったようだ。 私の知っているところでは、 『Linux入門』の中にある解説 くらいである。無料であり、かつ便利という、高い評価に比べて、一般の人に 使ってもらえる状況ではなかった。
しかし、私も、ちょっとGNUPLOTでも使ってみようかと思って買ったのがこ の本である。まあ、本などなくても使えるであろうが、あればあったで便利か も知れないと思って買った本である。
内容は、極めて平易で、図や表や、実例がいっぱいである。プログラミング 言語など全然知らない人でも十分にグラフを自由に作って遊べるように書かれ ている。
しかしながら、コンピュータに既に十分に慣れ、プログラムホイホイのレベ ルに達してしまった人には物足りない。
結構調べやすく構成された本であるのだが、知りたい機能とか、ちょっとこ んなこと出来るのではないだろうかと思って調べると、デフォルトではこうな るが、そのデフォルトを変更するにはどうすれば良いのか、とかなると、マニュ アルに頼らざるを得ない。
タイトルに『使いこなす』という言葉が含まれているが、この『使いこなす』 には2通りの意味が考えられる。
もちろん、この本は『入門』の方である。しかし、GNUPLOTの入門書は他に 見当たらないようなので、とりあえずこの本で勉強するのはよいだろう。とい うより、他にないんだから、まあ、この本で勉強、ということになる。
- 全然使えない人が使えるようになる
- 要するに入門書のことである。つまり、世の中にあふれれかえっている 入門書の仲間。
- すでに使っている人が、限界性能まで使えるようになる
- 完全に隅から隅まで解説する、深く解説した本である。
という訳で、マニュアルだけでどんどん使いこなせる人には不要の本であ る。しかし、横着な人間や初心者には良い本だ。