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書名 |
Surely You're Joking, Mr. Feynman!
Adventure of a Curious Character |
|---|---|---|
| 著者 | RALPH LEIGHTON | |
| 初出 | 1985年、 | |
| 発行 | 1997年、Norton paperback | |
| 頁数 | 350ページ | |
| 定価 | 15.95US$ | |
| ISBN | 0-393-31604-1 |
本書の日本語訳 『ご冗談でしょう、ファインマンさん』 はずっと前に読んでいた。 非常に面白い本であり、読後何年も頭に内容が残るという珍しい本であった。
本書はタイトルにもあるように、極めて著名な物理学者のファインマンが 数々の冗談をやらかすのであるが、それを出来ることなら英語で直接読んでみたい という気持ちは前々からあった。 しかし、わざわざ購入しようとまでは思わなかったのである。
それが、先日本屋でちょっと立ち読み、いや座り読みし、もしかして読破できるかもという 妄想が湧いてしまい、即購入したのであった。
冗談部分が英語ではどう表現されているかが知りたかったのだが、随分素直な方法で、 たとえば強調は文全体が英大文字になったり、また、me を強調するのに、 MEEEEEEEEE! となったり、ほとんど英語力がなくても十分冗談が分かってしまう本であった。
それはともかく、内容が面白いので、ついつい分からない単語は無視して全部読んでしまった。 とても分かりやすい平易な英語である。私でも読めるのだから、誰でも読めるのではないかと思う。
ファインマンが日本に落とした原子爆弾の開発にも参加したことは有名であるが、 そのロスアラモスでの書類管理は非常にずさんで、ファインマンはキャビネットの 鍵の開け方をどうやってマスターしたか、そして、 原爆に関するに国家機密をいかにして自由に持ちだしていたかが書かれているあたりは、本当に面白い。 やはり、冗談はこのくらいのレベルでやらなければ、さっぱり面白くない。
高校あたりで、訳の分からない文学とか哲学の英語の本を読ませるのではなく、 こういう楽しい本を読ませて欲しかった。 そうすれば、英語を本気でやる気になった可能性もあったのではと思うのであった。
本書は、冗談が通じない人以外には誰にでも薦められる優れた英語参考書でもある。ぜひ一読を。
2005年12月18日![]() |
書名 |
"What Do You Care" What Other People Think?
Further Adventures of a Curious Character |
|---|---|---|
| 著者 | Gweneth Feynman and Ralph Leighton | |
| 初出 | 1988年 | |
| 発行 | 2001年、Norton paperback | |
| 頁数 | 255ページ | |
| 定価 | 13.95US$ | |
| ISBN | 0-393-32092-8 |
本書は2部構成になっている。
Part 1 A CURIOUS CHARCTER
ファインマンの性格について、色々な出来事や、家族のことなどが書かれている。
また、家族の写真などもある。最後には、ファインマンのメールが紹介されている。
そういうやり方で、ファインマンという人間を描いている。
Part 2 MR. FEYNMAN GOES TO WASHINGTON:
INVESTIGATING SPACE SHUTTLE CHALLENGER DISASTER
スペースシャトル チャレンジャー号の空中爆発事故の調査委員会のメンバーに選ばれ、
例によって様々なファインマン流の行動により様々なトラブルを引き起こすのだが、
結局はファインマンが原因を究明するのだが、その発想や経緯が紹介されている。
写真や図もかなり入っている。
それにしても、スペースシャトルのあの巨大なエンジンは、結構ぐにゃぐにゃで、 なんとか断面がほぼ円形を保っているに過ぎないようだ。 いかに燃料タンクを軽くするか、つまりタンクの外壁を薄くするかが重要な訳だが、 強度も当然要求され、微妙なバランスでなんとかなっているに過ぎないような 結構はかない構造であるらしい。
さて、英語の方であるが、もう読んでからかなり経過するのでよく覚えていないのだが、 "Surely You're Joking, Mr. Feynman!" よりは少し難しかったと記憶している。でも、やさしい英語であることに変わりはない。2006年1月8日