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書名 |
RIGHT HAND, LEFT HAND The Origins of Asymmetry in Brains, Bodies, Atoms and Cultures |
|---|---|---|
| 著者 | Chris McManus | |
| 初出 | 2002、英国、Weidenfeld & Nicolson | |
| 発行 | 2003、Phoenix, an imprint of Orion Books Ltd | |
| 頁数 | 460ページ | |
| 定価 | U.K. £ 8.99 | |
| ISBN | 0-75381-355-6 |
本書は、右利き、左利きに関する本である。 いったいどうして右利きや左利きというのが存在するのかを追及することで、 原子あるいはそれ以下のレベルから化学物質、DNA、細胞、組織、脳、さらには社会に至るまで SymmetryおよびAsymmetryに関することをじっくりと、あるいはちくちくと書いてある本である。
それにしても、右利き、左利きだけでこれだけいっぱい書けるのか関心する。 でも、この本はあくまでポピュラーサイエンスの本であり、様々な事例を確かによく調べていると思うが、 著者も最初に断っているように、科学的にきっちり論証しながら書いている訳ではない。 まあ、その御陰で、読みやすいというのもあるのだが。
何しろ、非常に幅広い分野、特に生物、医学などに関係する単語が出てきて、 使っている安物の携帯電子辞書には無い単語が沢山あって、 結構分らないまま読み飛ばすことがあった。 それでも、多数の写真や図があって、理解を助けてくれた。
この本の中に、left-hand、right-hand 両方のDNAの写真が存在することが書かれていた。 さっそくGoogleで調べたら、 様々なDNAのイメージが出てきた。 本当に、両方のDNAが存在するが、さて、実際に存在するのはどちらでしょうか。
実際に存在するのは、右手系というか、普通のネジと同じであるが、世の中のイメージには かなり左手系のDNAが存在するのが良くわかる。ただし、実際に反対に捻れているものが まったくないかというとそうでもないらしく、稀にはあるらしい。
人間でも、まれに心臓が右側にある。つまり左右が完全に入れ替わっている正常(?)な 人もいるそうである。
本書はしっかりしたポピュラーサイエンスの本なので、しっかり蘊蓄を身に付けることは可能だと思う。
2006年3月24日