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書 名 | お役所のご法度 |
|---|---|---|
| 副 題 | 霞が関ムラの怖〜いお仕置 | |
| 著 者 | 宮本政於(厚生省検疫課長) | |
| 絵 | サトウサンペイ | |
| 発行日 | 1995年 3月1日 初版第1刷 | |
| 発行元 | 株式会社 講談社 | |
| 定 価 | 1600円 | |
| サイズ | A5版 315ページ | |
| ISBN | 4-06-207505-9 |
この本は、前著『お役所の掟』の出版 により発生した様々な出来事、つまり、厚生省の著者に対する「怖〜いお仕置」 について書いたものである。
前著『お役所の掟』は、大変なベストセラーになってしまったのである。霞ヶ 関あたりの書店では、内容が危険すぎるので、そのままでは本屋に置けない。 始めからカバーを着けておいて、こっそり買いに来た役人に、誰にも見られな いように渡す話など、実に笑えてくる。
著者の母は病気であり、著者が面倒をみなければならないのである。それで、 最初は横浜の検疫所に配属になったのであるが、1994年4月より神戸検疫 所に配属になるのである。この本によると、神戸検疫所は大変に不便なところ であるらしい。病気の母の為にも、毎週週末は東京で過ごし、後は神戸でとい う2重生活になるのである。この2重生活を金銭的に支えたのが『お役所の掟』 の印税だったという。
ここで、前以上に悪い待遇を受けるのだが、それはこの著者の事、それらを 全部この本に凝縮して出してしまったのである。これで、ますます問題が大き くなってしまった。遂に首だ、という話になり、マスコミでも取り上げられた ので、知っている人も多いであろう。
内容は、厚生省内部の矛盾について、精神分析医の立場で、さらに冷静に、 冷酷なまでに分析している。まあ、そういう話がいっぱい載っている。
最後に、誤解をする人がいるといけないので、一言書いておこう。私は、こ の本の内容の真偽については何にも知らない。本当かどうか、確かめる術はな いのだが、まあ、痛快な、面白い本である。