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書名 | 考え過ぎないほうがうまくいく |
|---|---|---|
| 文庫 | 三笠文庫 も−15−2 | |
| 初出 | 「まあ、ええやないか」青土社 | |
| 発行 | 1998年3月10日 | |
| 頁数 | 230ページ | |
| 定価 | 495円 | |
| ISBN | 4-8379-0946-9 |
久々に文庫本を読んだ。師走だからという訳でもないが、本を読む暇がない。 何とか暇を作ろう、真面目に頑張るだけが良い訳ではない。 頑張ってどんどん公害を生成してしまった働き蜂になってはいけないということで、 本屋を散歩していて見つけた本である。
「常識を覆せ!」とかこの本のカバー裏には書かれているんだが、 本を読んで常識を覆せというのも何だかなぁ、と思ってしまう。 普通に自然に生きていればいいだけで、 意識してまで覆そうと努力するのはみっともない気がする。 美学に反する気がする。 そういうのは常識に拘束されているというのではなかろうか。
……というのは、本文ではなく、この本を売ろうという出版社、 編集者が付加したことであろうから、本文とは関係ない。
だらだらと読める本で、真面目にスーツにネクタイで身を固めるなんて ことをしていないので、日常からこの本に書かれているススメのような 生活しかしたことがないので、読んでもあまり頭に残ることがない。 どちらかというと、そういう行動パターンを推奨してくれる人がいると色々救われる。 そして、こういう本がもっとはびこると、私としては変な目で見られなくなって助かる。
この本は、年寄りである著者からみても、今の若者は素直過ぎて、なおかつ 枠にはまった人間になってしまっていて困ったものだ、とぐちっているのである。 枠にはまった人間は面白くないのでつき合わないというか、つき合いかねるので つき合うことはあり得ない訳だが、そういう人が増えると困るねぇ、確かに。
1999年12月20日
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書名 | 変らなきゃの話 |
|---|---|---|
| 文庫 | ワニ文庫 F−11 | |
| 初出 | 「あったか〜い話」1994年KKベストセラーズ | |
| 発行 | 1996年11月5日 | |
| 頁数 | 236ページ | |
| 定価 | 490円 | |
| ISBN | 4-584-30511-0 |
最近テレビCM等にもよく出演している、元京都大学の数学の先生である。 この本によると、先生は大学ではジーパンで通したそうであるが、私は京都大 学の内情に疎いので良く分からない。
そんなことはどうでも良くて、この本の話に移ろう。
まあ、氏の大学での経験談と、マスコミに身を投じてからの経験談が多く、 それに氏の考えが折り混ぜられた本である。
とにかく、枠にはまるのか嫌いな人であるから、そういう話ばかりである。 社会を地道に生きて行くようなことはどこにも書いていなくて、これからの時 代、変化である。社会も会社も、変化をしていかなくちゃいけないので、昔の 枠にとらわれない生き方をせよ!との話ばかりである。
といっても、書名がそうなんだから、当たり前か。
学会の話があった。学会に出かけたら、会場に入る前に、誰かに捕まっては 近所の喫茶店にしけ込んで、旧交を温めながら、互いの失敗談を交換するのが 一番役に立った、という話があった。学会で発表される内容は、もう済んだ話 で、実は聞いても殆ど意味が無いし、今後の役に立たない、との御意見。
確かに、どこの学会でも、人がたくさん集まって、各自短い持ち時間で論文 発表し、質疑応答やっても実は殆ど意味が無く、より多くの人に知らせたけれ ばインターネット上での発表のほうがよほど意味があろう。質疑もじっくり出 来るし、記録も残せるし、なんてことを書いていると、学会の論文発表って何 の為にあるんだろうか?抄録を半年も前に出すような制度じゃ、ただのお祭り 騒ぎかなぁ
そういや、半年程前、東京大学で、「もう論文なんか、インターネット上の 発表のみに限定してもいいんじゃないか」という意見も耳にした。もっともな 意見である。「落ちこぼれが出るだろうから、落ちこぼれ学者救済事業をやれ ば儲かるのでは」との意見まで付いていたな。