日本文芸社が、7月末に6冊まとめて出版したなかの1冊である。日本文芸社 というと、『イラストロジック』という、いわゆる「お絵書きロジック」ばかり の雑誌を出している出版社である。まあ、「お絵書きロジック」以外のパズルに 触手を伸ばそうとしたのであろう。
この本の、問題のデザインが非常に問題なのである。
上の超拡大図だけでは非常にわかりずらいのであるが、ブロックされる枠中の デザインが非常にゴテゴテしていて、問題を見たとたん、目が「チカチカ」する デザインなのである。
たぶん、この問題をレイアウトした人は、一度も問題を解いたことが無いの ではないかと思われるようなデザインなのである。なぜチカチカするかという と、白、黒、白、黒の変化が非常に沢山有り、解く者が見たい個所、つまり自 分で書き入れた数字と、与えられた総和が見にくいのである。
タテと横に走り、枠に区切っている線は非常に細い。そして、総和が書かれて いるマスの中に、枠の細い線から僅かに離れて太い線が書かれている。この部分 がチカチカする原因である。
それから、●に白抜きで数字を書いているが、これも若干見辛くしている。
だから、結局、問題の評価以前に、その点で、完全無欠の「ボツ本」なので ある。パズルのことが全く分かっていない、馬鹿野郎である。
もし、万一、私がパズル本の著者であったなら、こんなゲラ刷りを見せられた ら、校正する前に、ゴミ箱に捨ててしまうであろう。