
このパズルは、株式会社テンヨーから出ているプラパズルシリーズの、現在 販売しているタイプの中の1つである。といっても、上のイメージをじっくり 読んでくれれば分かるのだが、これは古い古い富士通のFM-7という8ビットパ ソコンで解かせたものである。
一番上の行には、
と書かれている。そう、このプログラムは、F-BASICで書かれていて、イン タープリタでもそのまま動いていたのであるが、それでは遅くて遅くてどうし ようもないのでコンパイルして高速に動かし、全解を得たのである。この形の 場合、全解は4968通りである。
この絵は、画面に描画した絵のハードコピーとして取られたものである。両 側に穴が開いた、なつかしのストックフォームに延々とハードコピーしていっ たものである。
Wonder Soft というのは、FM-7 EXAS BASIC COMPILER を作った会社である。 今もあるのかどうか、そのあたりのことはもう12年も前のことゆえ、良く分 からない。
1984というのが懐かしさを感じさせる。まだCが普及する前で、世の中 何でもBASICの時代であった。それで、まあ、BASIC COMPILER でも、また作る かということで作ったのが、このコンパイラで、実を言うと、このパズルを解 くプログラムは、そのコンパイラ性能を確認するためのテストプログラムであっ た。
もっと本当のことを言うと、このパズルを解くために、BASIC COMPILER を 作ったのであった。まあ、パズルを解くためにコンパイラまで作らなければな らなかった時代もあったのである。
解法アルゴリズムはずっと前に知られていて、拙書「コンピュータファン」の ヘクシアモンドにも紹 介しております。
………というのが懐かしい話です。