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ヒント数18の似た問題

2011/5/17

パズルの老舗、ニコリから出た最新のペンシルパズル本『数独28』を入手した。 ぱらぱらとめくると、なぜか最後の方だけきっちり解かれていた。 やむなく、前の方をぱらぱらとめくると、ヒント数18のこんな問題があった。


ニコリ 数独28 11

ちょっと解いてみた。1から順に決まっていくタイプの問題だ。

しかし、待てよ、この問題、記憶にあるぞ。

というので、すぐに思い出したのがこの問題だ。


学研 ナンプレ攻略法
巻末問題 2   

さて、どのくらい似ているのだろうか、確認してみよう。


これが、学研の『面白いほど解けるナンプレ攻略法』の巻末問題である。
これを出発点として、最初の問題になるか、ちょっと試してみよう。

時計回りに90度回転し、上の2行を入れ替え、下の2行を入れ替えてみた。
これで、ヒントの配置は完全に一致した。
まだ、問題としては本質的には同じである。

次に、数字の1と2を入れ替えてみよう。
1と2を入れ替えても、元々1からでも2からでも解ける問題なので、まだ1から順番に解けるというのも崩れていない。

さらに、問題として違う物にするため、左上の2と4を入れ替えてみた。 この2つを入れ替えても、ちゃんとした問題であることを確認しよう。 ただし、1から順に解けるというはちょっとだけ崩れたが、これは後で修復しよう。
ここで、大きめの数字(5以上)を消すことにした。ただし、中央の7と6は残しておく。 つまり、ピンク色のマスの数字を勝手に変更してみよう。

まず、1~4を順に解き終えておく。

次に、できるだけ少ない個数の5をピンクマスに書き込むことで5が全部決まるようにする。 何通りかあるかもしれないが、適当にこんな風にやってみた。


6は、ピンクマス1個所だけですべての6が決まるようにできた。

7もピンクマスを1マス決めるだけで、全部決めることができた。
順調に節約できているようだ(笑)

次は8だが、2つのピンクマスの両方を8にしなくてはならなくなった。
大丈夫だろうか?

しかし、9は全部勝手に決まってしまうのであった。

ということで、1から順に9まで、各数字が全部決まりながら解ける問題ができあがった。

さて、この問題は、似ているかな?と思ったが、ニコリの問題と2個所だけ数字が違った。

ヒント数18の問題は、慣れないと作りにくいかもしれない。 まあ、上のような方法で、派生させれば、簡単にちょっと違う問題を作れたりするのだ。

しかし、学研の『究極!IQナンプレ』シリーズ、『IQナンプレ300』シリーズには多数の18の綺麗な問題があるので、本当はどんどん作れるのだろう。

他にも、青空出版の雑誌『難問DXナンプレ』にも、かなりのヒント数18の問題が載っている。

ということなので、ヒント数18のナンプレの問題はいっぱい作れる。 もちろん、派生で誤魔化すのではなく、全然違う問題もじゃんじゃん作れるのだ。

皆さん、ヒント数18の問題で遊びましょう。 また、パズル作家のみなさん、どんどんヒント数18の問題、それもできればやさしい問題を作りましょう。もちろん、オリジナルでね!

参考情報:
ニコリの『数独28』は、2011年5月11日発売
学研の『面白いほど解けるナンプレ攻略法』は、2011年2月28日発売
なお、『面白いほど解けるナンプレ攻略法』は、ネット公開されている 『ナンプレ教室超簡単入門』(ver 1.1.0 2010年12月13日)を出版用に再編集したもので、本問題も含まれています。
※「数独」は、(株)ニコリの登録商標です。


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