囲碁
書名 囲碁特訓 5×5 五道盤上達法
シリーズ碁スーパーブックス 2
著者八段 福井 正明
発行日2000年10月15日
発行元財団法人 日本棋院
頁数新書判、252頁
定価1000円(税別)
ISBN4-8182-0478-1

本書は、タイトルにあるように、19×19の標準サイズではなく、5×5という 究極の小ささで囲碁の特訓をしようというのである。小さいサイズ、例えば9路盤という のは、入門者が最初から19路盤でやると、なかなか大変であるからということであり、 盤面が狭くなると、簡単になるというのが囲碁の世界の一般常識と思う。

しかし、本書は、日本棋院という囲碁の総本山が出している本であり、さらに「特訓」 ということである。どんな本かなと思って、ちょっと問題をやってみた。

問題に1ページ、ページをめくったところに解答が1ぺーじという作りで、 2ページが単位になっている。全体で120問あった。

第1章 最後の1目まで (ホップ)
第2章 反撃にも注意を (ステップ)
第3章 玄妙な世界へ (ジャンプ)

という構成なのである。題名の付け方からして、上級者向きである。

日本棋院の「碁スーパーブックス」という新書判のシリーズは、難易度表記が ★の数でしてあり、本書は★★★★★で、高段向きということであった。

私の実力では、ちゃんと出来ない問題の方が多かった。 盤面が狭いから、読み切ればいいのであるが、それでもかなり難しいのである。 どんな問題かをここに載せることはできないので、気になる人は立ち読みでもすればと思う。

カバー折り返しに、3×3の場合の問題が載っている。 これが、あまりによく出来た問題で、 黒、白それぞれ2つずつ置かれていて、黒番の次の一手を問うのであるが、 この問題、実は「無勝負」になってしまうのである。どういう盤面だったら そうなるかを考えるのは楽しいかもしれない。

2000年5月1日


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