囲碁

銀星囲碁2


タイトル銀星囲碁2
対応機種Windows95/98/ME/2000
ハードディスク:10MB以上
モニタ:640x480以上(256色以上)
発売元 有限会社シルバースタージャパン
販売元 有限会社マグノリア
包装紙ケース、CD1枚
定価12800円

いままで、1000円前後の安い囲碁ソフトを使ってみたが、さすがに弱かったり、 弱い以前のレベルであったので、ちょっと方針を変更し、もうすこし強いのをと 思って手にいれたものである。

箱に書いているメッセージを並べると、

世界最強
日本棋院より前人未踏の2級認定
世界大会(FOST杯)優勝にともない小島高穂九段より授与
という感じで、キャッチが並んでいるのである。

さて、実際に対戦してみての感想であるが、どう考えても2級とは思えない。 まあ、甘く評価して5級、普通に評価して6級という感じではないかと思う。

対戦の特徴であるが、レベルを変えるとたしかに計算時間が増大し、待たされるようになる。 しかし、だからといって、良い手を打つようになるかというとそうではない。たいして差があると 思えないので、これは人間が打つときに、早碁でやるのと、じっくりとやるのと極端に差が出ない のと同じかと思う。枝刈りとか、探索の深さあたりの制限が違うだけなのかも知れない。 調べる場所の候補、つまり目のつけどころは早碁でも大丈夫なので、そういうものかと思う。

布石において、定石が入っていれば即座に答えられるだろうと思うところは、だいたいそのように 打ち回す。しかし、ちょっとでも外すと、ずいぶん考えて変なところに打つことが多い。 布石の終盤から中盤に移るあたりは妙な手を良く打つ。

戦いは、結構まともにやってくるなと思っていると、次の手はここを押えるしか無い と決まっているところを無視してくれて、死にそうで困っている大石が生き返ることが 非常に多い。じっくりと対戦していれば、だいたい途中でそういうことをやってくれる ので、ちょっといやらしく、よくばった打ち回しをしていても、たいていの場合生きられる。

終盤、さすがにアタリを忘れることは無いようだが、1、2手読めば分かる簡単な ところでツギを忘れてくれて、ヨセ勝負と思っていたのが圧勝になることも多い。 ヨセは、コンピュータは強いはずと思っていたが、これはそうではないようだ。

でも、1万円程度でこのレベルまで来たのは、かなり感激ものである。 囲碁ソフトの実力が1級上昇するにはどのくらい時間がかかるのか良く分からないが、 1万円程度のソフトでアマ初段程度の実力になるのは、まだまだ先のようである。 私の老後に間に合うか心配である。

2000年12月22日


チェス