囲碁
書名ヒカルの碁
原作ほったゆみ
漫画小畑健
監修梅澤由香里
発行日1999年5月5日
発行元株式会社 集英社
頁数新書判、192頁
定価390円(税別)
ISBN4-08-872717-7

集英社:『ヒカルの碁』

今、話題の『ヒカルの碁』である。なにしろ、このコミックによって、小学生、中学生などの 囲碁大会が盛んになりつつあるというのを小耳にしたので、どんなものかと読み始めたのである。

主人公はヒカルというべきか、それとも、藤原佐為(ふじわらのさい)というべきか良く分からない。 平安時代に大君に囲碁を教えていた藤原佐為が、大君の指南役をかけた勝負で、相手が不正をしたのだが、 逆に罪をなすりつけられ、結局勝負に負けてしまい、入水したものの成仏できないでいた。 もっと碁を打ちたかったのである。

秀策にも乗り移ったのであるが、秀策は若くして亡くなり、現代のおいて、ヒカルという少年に ふたたび乗り移ったのである。ヒカルはまったく碁ができないのであるが、藤原佐為が乗り移って から、自らも碁に興味を持つのである。ときどき、乗り移った藤原佐為が次ぎの手を考え、石は ヒカルが置いて行くのである。そして、これが様々な波紋を起こしていくのである。

筋書きを説明しようと思ったが、あとはこのコミックを読んでくれた方が早いだろう。 なにしろ、まだ4巻までしか読んでいないので、詳しいことは書けないのである。 インターネット上にも読書感想文とか書評がいっぱいあるので、検索するとよいだろう。 もちろん、集英社には、『ヒカルの碁』のWEBページも用意されている。

それにしても、丁寧な絵であり、囲碁の解説もところどころにあり、 話の中にも初心者指導の話やら、プロの世界の話まで出て来る、囲碁コミックといえども、 なかなかに内容が濃いのであった。 日本棋院の建物、とくに玄関付近なんて、実際とそっくりに描かれている。

これで、囲碁人口、とくに若年層の囲碁人口が増えればと思う。 囲碁は、韓国、中国がどんどん強くなっており、そのうち日本が上位に入れなくなる 日は近いかもしれない。

そういえば、囲碁ソフトだって、今は韓国製が主流のような気がする。そのうち、 中国製がとって変わるのではないかと思っているのだが、どうだろうか。

2001年6月8日


囲碁