連珠
書名 連珠必勝法
基本定石による上達・必勝法
著者九段 新井華石著
発行日昭和41年5月5日
発行元株式会社虹有社(こうゆうしゃ)
頁数B6判、222頁
定価当時400円、1998年現在700円
ISBN4-7709-0030-9

本書は、その筋の人々には非常に有名であるが、もはや古本屋でもあまり手 に入らないのではないかと思う。しかし、それは間違いで、今もちゃんと販売 していて、注文すれば入手可能である。(1998年4月現在)

本書は、連珠の定石を延々と書いているだけの本である。入門書ではない。 『浦月』とか言われると、それだけで連珠の話だと分かるような人向けであ る。

連珠は、何も制限を加えなければ、先手必勝であることはずっと前から分かっ ていて、それではつまらないので、スタートの形に制限を加えて勝負をするの である。まあ、この本の必勝形をちょっと研究すれば、俗世の戯れる『五目並 べ』程度なら簡単に勝てるようになるであろう。

Java連珠 というのがあるのだが、もう20年以上も連珠から離れてしまって定石も 奇麗さっぱり忘れたので、本書を頼りにちょっと挑戦してみたら、当然必勝手 順に従って打っているのだから当然勝てた。

まあ、本書をデータベースの基礎にして、それをベースにプログラムを組め ば、かなり強いのができることは間違いない。

人工知能系のプログラムを組もうという人には、まあ必読書と言ってもいい だろう。もちろん、連珠で誰かを負かそうなんて不心得な考えを持っている人 にもお勧めである。

1997年8月29日

連珠