読書感想文コンピュータ編

書名プログラミング講義C++
著者柴田 望洋
発行日1996年12月17日 初版第1刷
発行元株式会社 ソフトバンク
サイズB5変型判 505ページ  ハードカバー
定価3700円
ISBN4-7973-0150-3


『CプログラマのためのC++入門』 (以下『C++入門』という)でおなじみというか、『Cマガジン』でおなじみ の望洋先生の連載を本にしたものであるらしい。(注:私は『Cマガジン』を 読んでいない)

『C++入門』との大きな違いは、本書はC言語の知識、経験を前提にしてい ないことである。プログラミング言語始めての人でも大丈夫なように、かなり 丁寧に書かれている。

内容は、スタイルなど『C++入門』と極めて似ている。レベルも話の進め方 までそっくりである。

C++のリストはもちろん、説明文の中の名前なども、細かく字体を変えて、 予約語、型名、クラス名、ユーザ定義変数名、コメントなどの区別をつけてい る。また、網かけ(薄い灰色にしている部分)も非常に細かくやっている。見 ていて本当にここまで良くやるもんだと思ってしまう。

ここまで徹底してやるんだったら、\nなどの『円マーク』の書体も英字に合 わせて欲しかったなあ。

それから網の部分が濃すぎますね。もうすこし薄い方が読みやすくなります。

本書は、全20章からなるのであるが、ちょうど真中の第11章の題名が『ク ラス』であり、まあ、この章以降の後半部分がC++らしくなっている。

生まれて初めての言語としてC++をやる人には勧められる本でしょう。し かし、Cを既に知っている人の場合には無駄な部分が非常に多いので、そうい うところを飛ばして読んで行かないとかったるくてしょうがない本です。


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