読書感想文コンピュータ編インターネット
書名インターネットルーティングアーキテクチャ
著者 バッサム・ハラビ
訳者 松島栄樹+岡薫+インターネット総合研究所
監修日本シスコシステムズ
発行日1998年4月20日
発売元株式会社プレンティスホール出版
サイズB5変形判、451頁
定価4500円(税別)
ISBN4-89471-033-1

インターネットルーティングのことは、どんな場合も誰かに任せておけば十 分だと決め込んでいたのであるが、ある理由で、ルーティングの概要くらいは 知っていなければならなくなった。それで、本屋へ行ったら、この手の本はほ とんどなく、この本を購入したのであるが、概要を知るには詳し過ぎた。

この本の第一印象は、手にとるとずしりと来る重さである。それから、値段 も高い。まあ、ルーティングポリシーなんてものは、ごく一部の人が知ってい れば済むということで、そんなに大量に売れる本とも思えないので、高いのは やむを得ない。

まだ半分程度しか読んでいないが、ちょっと厚みのある円盤状の物が、ほと んどのネットワーク構成図に出てくるのであるが、最初これがピント来なかっ た。どうみても、まだ切り分ける前のケーキか、もっと小さい饅頭にしか見え なかったのである。とくに、三軒茶屋では、これとそっくりの「三茶饅頭」と いうのが売られている。「三茶饅頭」の絵は、実はルータであった。

この手の本では良くあることだが、とにかく英字の3文字略語が非常に多く、 それだけで話が進んだりして、ついていけなくなり、メモ用紙を用意して、良 く出てくる英字3文字語のフルスペルを書いた。こうすることで、何とか意味 を読みとれるようになった。

解説はかなり詳しいと思う。概念的な理解程度で済ませようとする者にとっ ては明かに詳し過ぎる内容であるが、実際にルーティングの設定をする者にとっ てこれで十分かどうかは知らぬ。

本書は、シスコべったりのところもあるので、CISCOのルータを使っていな い者には余分な情報もあるが、現状ではCISCOの世界をある程度知っておくこ とは必要かとも思う。接続先がCISCOのルータである可能性はまだまだ高い筈 である。

1998年5月21日

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