読書感想文コンピュータ編インターネット

祝入門 Netscape & WWW

監 修:荒井 美千子
著 者:ポール・E・ホフマン
訳 者:向井 真澄
発 行:ソフトバンク 株式会社
発行日:1995年12月25日 初版第1刷
定 価:1800円
サイズ:B5変型判 271ページ
ISBN 4-89052-849-0

荒井美千子さんのサイン


本書は、翻訳書である。元の題名が

Netscape and the WWW For Dummies

である。ダミー達のためのネットスケープとWWWの本ということである。で、 ダミーとは何ぞや?手近にあった辞書(りーダース英和辞典)をみると、口語 として「ばか者、とんま」という意味が載っている。だから、「ばかやとんま 向きのネットスケープとWWW」ということになるのだろう。今流に言うなら ば、

サルにもわかる Netscape & WWW

というべきなのであろう。 (私の英語力ではこのくらいの理解しか出来ない!)

要するに、この本は、非常に易しい、始めてこの世界を訪れる人(サル)の ための入門書である。

純粋な翻訳ではなく、日本の情報をあちこちに入れている。例えば、124 ページには、「名古屋人は大きいことは良いことという信念を持っている」な んて偏見もちゃんと入っているのである。

普通の入門書に書かれてあることは、この入門書にも書かれているので、そ れらについての言及は省略しよう。

色々なページの紹介があるのであるが、元が洋書なので、本来の例は全部海 外のページ、つまり英語のページだったわけであろう。しかし、日本において 有名なページなども、ちゃんと紹介してある。もちろん、彼女が働いている アステックにある、コンピュータ 関係の情報を集めてあるハイパー ディレクトリの紹介もちゃっかりと入れている。

ネットスケープの設定については、他の入門書よりは若干詳しいのではない だろうか。それから、ところどころに、入門者には難しすぎるだろうことも、 「こむずかしい話」アイコンと共にときたま出てくる。

‥‥‥‥‥‥以上は、いわゆる普通のお話。

この本は、年末に渋谷の本屋をぶらついていたときに、

が目に飛び込んできたので、何も考えずに買ってしまったのである。

この本の珍しいところは、著者や訳者よりも監修者の名前が遥かに目立つよ うになっていることである。であるからにして、荒井美千子さんのことを、こ こで、私が彼女について知っている僅かばかりの情報を追加することにしよう。

監修者紹介にあるように、彼女は京都大学大学院で電気工学を学んだのであ る。昔、彼女は「送電線工学」と表紙に書いたノートを持ち歩いていた。もち ろん、ノートの中には、送電線用の鉄塔がイラストで可愛く描かれていた。

学生時代には、ハンドバッグにハンダゴテを入れて いたという伝説があるが、真偽の程は良く知らない。

UNIXマガジン誌に長く連載をしているのを知っている方は多いだろう。つま り、彼女は、UNIXのプロで、Emacs, Mule 通で、Tex使いで、3次元曲面理論 を解し、アライグマのぬいぐるみを可愛がりなからプログラミングするのであ る。最近はWWWの方にも相当手を染めているようで、先日偶然会ったときに は、可愛い 動く絵を見せてもらった。

次に会うときには、この本を持参して、サインをもらってくることにしよう。


荒井美千子さんのサインだぞー

荒井さんのサインを頂こうといつもこの本を鞄に入れていました。偶然、荒 井さんの姿を見かけたので、さっそくお願いしてサインをもらいました。もう、 この本、汚すのがもったいないから、本棚に飾って置くことにしよーっと。

荒井さんはアライグマのぬいぐるみが大好き。だから、荒井さんにサインし て欲しい方は、荒井さんの本を買って、アライグマのぬいぐるみも買って、つ いでに可愛いお菓子とかをクマさん、カメさんの分まで持って行くと、喜んで サインしてくれます。


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