読書感想文コンピュータ編インターネット
書名するするできるインターネット
松田一家のパソコン奮闘記
著者 吉田智子(よしだともこ)
イラスト大山正弥
発行日平成8年4月1日
発売元ソフトバンク株式会社
サイズA5判、175頁
定価1400円
ISBN4-89052-925-X

本書は、パソコンの知識もゼロの人たち 「松田一家」 が、わずか4ヶ月でインターネットにホームページを開いて、インターネッ トを満喫できるようになった実録です。

こう書くと、だれでも簡単にインターネットが使えるようになるかというと、 ちょっとそれは違うんじゃないか、と思う人も多いでしょう。そう、違うので す。何が違うかと言うと、この本を読めば分かるのですが、松田家のお友達に、 吉田智子さんというUNIXおよびインターネットの使い手がいたことが違う のです。

だれでもが、するするインターネットができるようにはなりません。それは、 吉田智子さんあるいは、吉田智子さんみたいな方を友人に持たれていれば、す るするできるのです。だから、一番大切なことは、すでにインターネットをやっ ている親切な友人を見つけることです。これが何と言っても一番です。

といっても、この私の書評を既に読んでいる方は、もうインターネットを自 由に使われているのだから、この本はあまり勉強にはなりませんね。それより も、あなたも第2の吉田智子さんになって、友人をインターネットの世界にひ きづりこんであげましょう。

……とここまで書いてから、書評らしきことに移ろう。

まず、「吉田智子さん」というより、インターネットとかUNIXをやって きた人々のあいだでは「よしだともこさん」で知られてますね。あるいは、日 本語処理のオーソリティ、Wnnの推進者とか。著者名が漢字であったので、別 の人が書いたのかと思ってしまった(というのはウソ)。

この本は、吉田(Y)さんと、松田(M)さんの会話部分(明朝体)と、パ ソコンやインターネットの説明部分(まる文字、ナール)の2つが入り乱れて 作られています。どちらも同じくらいの分量で、どちらが中心ということはな いみたい。

それに、内容を的確に伝えるイラストが随所にあります。116ページにあ る、「プロバイダは雨後のタケノコのごとくたくさん出現したので内容をよー く比較して選びましょう」というのは、本当に現状をよく示しています。初心 者は比較することも無理でしょうから、よく知っている皆様方の厳しい目でチェッ クして助けてあげてください。

このページの読者に役立ちそうなのは、107〜108ページにかけてある 国別識別コード表でしょう。atがオーストリア、auがオーストラリア、、、と いうのが分かります。もちろん、初心者にも役に立ちます。


よしだともこさんのサインだぞー

これが、インターネット取材記者として有名なよしだともこさんのサインで す。かわいくって、いいですね。よしだともこさんらしいサインです。

京都の某所の某会合で一度会っただけですが、それでもサインを頂けました。 大変、光栄です。

みなさまも、よしだともこさんに会える機会がありましたら、本を購入して、 おねだりすると、喜んでサインしてくれることでしょう。


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