読書感想文コンピュータ編日本語情報処理
書名電脳外国語大学
パソコンで世界の言葉に挑戦!
著者三上吉彦、池田巧、山口真也
発行日平成5年11月10日
発行元 株式会社技術評論社
頁数A5版、405頁
定価2400円
ISBN4-87408-589-X

コンピュータの世界、昔は英語、アルファベットに数字とわずかの記号くら いしか許されなかったのであるが、この1980年ころから、それぞれの国の 言葉でのの利用研究が行なわれはじめ、徐々に多くの国の言葉、文字を利用で きるようになった。それぞれの人びとが母国語でコンピュータを利用できるよ うになったのは必然であるが、とにかく素晴らしいことだ。

しかし、日本国内で、英語と日本語以外の国の言葉のコンピュータ上での利 用状況というのは殆ど知られていないし、まとまった情報はなかった。今でこ そ、WWWを利用すればそれらの情報もかなり集めることはできるようになっ たが、本の形で存在し、一般に入手可能な本は、今のところ「電脳外国語大学」 以外に私は知らない。

とりあえず、どのくらい多くの言葉について書いているかを紹介しよう。

フランス語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語、中国語、ハングル、タイ語、 モンゴル語、ネパール語、ヒンディー語、ペルシャ語

これらの言葉について、ワープロ、変換方式、文字、データベース、通信、 各国語の混在文章、さらには各国事情まで載せているのだから、そうとう無理 があるのは仕方がない。でも、これだけ多数の言語についての情報がつまった 本がたった2400円で入手可能なのは素晴らしいことだ。

アルファベットを使うヨーロッパあたりは普通に目にするものであるが、そ の他の言語になると、電車の中で新聞や雑誌を広げている意味不明の言語にぶ ちあたることは東京ではよくあるが、それらの文字や言語についての「さわり」 を知りたいと思った時には便利である。

日本語および外国語に興味のある人は、是非座右に置くべき本である。私は、 座左の本箱に立てている。


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