読書感想文コンピュータ編Java
書名Java1.1プログラミング
著者有賀妙子、竹岡尚三
発行日1997年5月1日
発行元ソフトバンク株式会社
サイズB5変型判、471頁
付録CD1枚(JDK1.1.1,サンプルプログラム)
定価4000円
ISBN4-7973-0245-3

最後に簡単に書いておこう。

まず、付録であるが、ページ数はいっぱいであり、仕様がだらだらと並んで いるが非常に読み辛い編集であり、何のために存在するのかもよく分らない。 あれでは、ページ稼ぎだけでどうしようもない。

それから、現時点では学習用にはまったく意味がない。

1998年12月5日


ずっと息子に取られていたのであるが、最近戻ってきたので、やっと Java1.1の勉強として、読んでみた。実は、この本の続本との交換ということ で返されたのである。ということは、息子は本書に非常に満足していたということである。 そして私は、この本をやっと今、6割程度読み終えたところである。

さて、本書は、幾つかの特徴がある。

Javaでは長い名前が良く使われるので、どうしても改行されてしまう行がいっ ぱいでてくる。これが勝手に行われると、非常にプログラムが見難くなってし まい、プログラムが読めなくなってしまう。本書では、そのへんはずいぶん気 を使っていて、きりの良い場所で切られ、次行に回った分は右寄になっている。 コメントも全部右寄になっていて、このあたりの気の使い方は著者の指示では ないかと推察される。

そういう面でのソースのレイアウトについてはずいぶん気を使っているので あるが、編集レベルでの整形ミスと思われる場所も多々見受けられる。

本文の説明は、丁寧である。丁寧ではあるのだが、でも、実例は少ないし、 説明を省略している個所も少なくない。まあ、Javaのすべてをたった数百ペー ジで丁寧に書くというのはどうしても無理があり、これは仕方ないかと思う。 こういうことは、前書きに、そのようなことが書かれていた通りである。

本書は丁寧ではあるのだが、コンピュータについての素養はある程度仮定し ていると思われる。従って、他のプログラミング言語を全然知らない人が突然 本書だけでJavaをマスターしようとした場合、かなり無理もあるかもしれない。 これは、著者達がコンピュータに精通しすぎているのが影響しているかも知れ ない。

この手の本は、たいていが動くアプレットを目指すしょうもない本が多いの であるが、本書はJavaそのものについてちゃんと書こうとした本である。した がって、6割を読み終えた現時点でも、まだアプレットの章に到達していない のである。このあたりはたいしたものである。したがって、動くホームページ を目指す程度の人には本書は甘い夢をしっかりと砕いてくれる本である。

1998年10月30日


本書は、まだ入手したばかりで、ぱらぱらっとめくっただけである。で、第 一印象であるが、分厚い、重い。もはやJavaを1冊の本で済まそうというのが 無理になってきたのかな。

JAVAの本は、本屋で十分に腐っているが、そのほとんどがJAVA1.0またはそ れよりも前のバージョンのJavaに対する本である。本書の最大の価値は Java1.1 対応本ということである。

なお、本書に付属のCD-ROMには、 サンマイクロのJDK1.1.1が付いている。と思ったが、このページへ飛んで行ったら、 最新バージョンは既に JDK1.1.2 になっているのか。この世界は、本当に 大変だね。

書評らしいことは何も書いていないが、そのうちにね。

1997年6月14日


読書感想文コンピュータ編Java