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書名 | Emacs Lisp プログラミング入門 Edition.1.0.4,October 1995 |
|---|---|---|
| 著者 | Robert. J. Chassell | |
| 訳者 | 大木敦雄 | |
| 発行日 | 1998年5月1日 初版発行 | |
| 発行元 | 株式会社アスキー | |
| サイズ | B5変形判、294頁 | |
| 定価 | 2800円 | |
| ISBN | 4-7561-1805-4 |
本書は、「Programming in Emacs Lisp: An Introduction」の翻訳であり、 日本語訳の訳(texinfoファイル)は、以下にあり、本書を買わなくても読むこ とは可能である。
http://www.ascii.co.jp/pub/GNU/emacs-lisp-intro-jp.texi
本書は、題名通り、GNU Emacs Lisp の非常に初歩的な入門書であり、他の プログラミング言語の知識や経験も不要であり、ずいぶん丁寧に書かれた本で ある。MuleなどのEmacs系のエディタを利用している者にとって、最低限の一 般教養として読んでおくことを推奨する。
本書の例は、とても現実的な、実際にEmacsで使われているものを題材にし ていて、訓練のためだけにでっちあげた問題でないところが良い。問題という ものは、基本的にはこうでなくてはならない。
本書の最後の方の数章は、関数の長さ(関数内のシンボル数)のヒストグラム を作成するというテーマで進められる。これは、拙著 『Cプログラミング診断室』 の最初で関数の長さのヒストグラムを表示する簡単なプログラムを紹介した のを思い出させてくれた。それにしても、同じようなことを考えるものである。
Lispは、一般に図による説明を行っている本は少ないのであるが、本書もそ の例にもれず、説明の殆んどを文章とプログラムあるいはその断片だけで行っ ているので、じっくりと通して読まなければならない形になっているが、この 程度は通読して欲しいものである。
本書を読み終えたら、 『GNU Emacs Manual』 へ進むしかあるまい。
1999年2月7日