読書感想文コンピュータ編Linux
書名ホップ!ステップ!Linux!
著者 吉田智子 、堀井友美、八田万美、片桐麻里子、柳田恵
発行日1999年4月25日 初版第1刷
発行元株式会社翔泳社
頁数A5判、340ページ
定価1900円
付録CD−ROM 1枚 ( Plamo Linux 1.4.2 )
ISBN4-88135-750-6

本書は、Linuxの先生である吉田智子さんと、その生徒たちによって作られ た本である。京都のノートルダム女子大の学生さんたちが、ゼロからLinuxの 勉強を始めたのであるが、優秀な指導者がいれば、簡単に1年で本まで書ける 程度になると言えるかな。

Linux本というと、どれもこれもインストールのことが中心で、それ以外の 話題はなかなか得られない。特に、初心者の場合には、インストールはしたけ れど、その後何をすれば良いのかな、と思うこともあるかも知れない。

本書はインストールのことは書かず、Linuxについて極めて初歩的なところ から書き起こしている。Linux的な考え方が随所にちりばめられ、初めてLinux に立ち向かおうとする人にとっての道案内には十分になるであろう。

私が読む気になって読んだのは、実は付録の部分だけである。この部分は初 心者でなくても結構価値があるかと思う。

『Linus Torvaldsが語るLinux』として1995年12月に氏が京都で講演したときの 記録の一部が掲載されている。主に考え方についての部分が抜粋されている。

また、『Linuxコミュニティの現状と課題』として、茶髪の日本Linux協会会 長の生越昌己さんが1998年12月に京都で催された Linux Conference'98 の基調 講演も載っている。

どういう訳か、この付録の部分は文字が極端に小さい。紙をけちったのかな。

あとがきには、執筆者全員が顔写真入りで全員が書いているし、よしだともこ さんの関係者たちの多数のサインが入れられた Linuxノート の写真も見られる。

さて、後は娘が読んで、もしかすると Linuxerになってしまい、万一 LLUGのメンバーにでもなりはし ないかと心配ではある。娘に見せるのは恐い。

1999年5月28日


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