読書感想文コンピュータ編Linux
書名Linux 入門
著者 小山裕司斎藤靖佐々木浩、 中込知之
発行日1996年10月30日 初版第1刷
発行元株式会社トッパン
頁数B5変型版、618ページ
定価4500円
付録CD−ROM 2枚+シール
ISBN4-8101-8955-4

本書は、『Linux入門』の改定版である。 改定の最大の理由は、Linuxのメジャーバージョンが上がり、Linux2.0がリリースされたことである。CDも、前著では1 枚であったのが、Linux2.0になり、さまざまな充実がなされて2枚になった。

さて、前著との相違は何であろうか。前よりも200ページも増えた。この 差の殆どは、インストールについての説明である。インストール関連を除く、 Linuxおよびアプリケーションの使い方の説明は、ほとんど変っていない。ま あ、はっきりいって、流用である。若干新しいアプリケーションの説明が加わ った感じがするが、微差に過ぎない。

それでもどの位変ったかと思って、同じ項目を見比べてみた。さすが、Xウィ ンドウの部分は大幅に変っていた。前著では1つの章でUnix入門からXまでを 扱っていたのだが、今回は「UNIXの基本操作、シェルと環境設定、Xウィンド ウ」の3つの章に分けられていた。

まあ、実際にLinuxを使う上で、基本的な部分は殆ど変っていない。私だっ て、 ハードディスクがクラッシュ してしまって、ちょうど良い機会だからとLinux2.0にバージョンアップし た。あまりのグッドタイミングだった。その後、殆ど本もマニュアルも見てい ないが、私が使っている限りでは、殆ど同じ環境である。まあ、改良されてい ても気がつかなかったりするだけである。

さて、前著では、インストールの説明は、巻末の付録に、40ページ弱の簡 単な説明があっただけである。それが、約200ページになった。そして、そ の部分だけにCD2枚がついた 『Linuxインストールキット』 も売られている。

ということで、『Linux入門』を持って いるならば、 『Linuxインストールキット』だけ を買えば十分である。逆に、前著を持っていない場合には、本書を買うという 選択と、 『Linuxインストールキット』を買っ て、LinuxあるいはUnix本は別のを買うという選択がある。まあ、その辺は、各 自の勝手で決めよう。


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