読書感想文コンピュータ編Linux
書名Linuxインターネットサーバー構築入門
編集トップマネジメントサービス
発行日1998年5月10日 初版第1刷
発行元 株式会社ローカス
発売元株式会社主婦の友社
頁数B5変型判、381ページ
定価4000円(本体)
付録CD1枚(Slackware 3.4.0)
ISBN4-07-390403-5

本書は、 『Linuxサーバー構築入門』 とペアをなす本で、本書が下巻に相当する。本書は、直接インターネッ トに関係する各種の設定などの説明が中心になっている。

最初に、非常に基本的な説明があり、その後にサーバの構築、ルータの設定 などがあり、運用、PROXYサーバ、セキュリティ、と続く構成である。流れと しては非常に基本的かつ一般的なものではないかと思う。

実例、画面表示例を示しながらの解説が多く、内容的にも入門者レベル、と にかくサーバーを立ち上げたいと思う者にとってはほどよりレベルかと思われる。

本書は、様々なことを、広く浅く書いているので、不足情報は大いにあるので、 次に何を読めば良いか、そのあたりの解説が欲しかったが、そのへんの参考文献 などは載っていない。インターネット上で調べるのが妥当というところだろうか。

Linuxサーバー構築入門』でも 気になったのだが、本書でも誤植は目立つ。特に、図の中に誤植があって、こ れは混乱を招くのでしっかり校正して欲しいところである。

編集に関しては、問題が多い。空白の有無とか、バッククォート(`)、シングル クォート(')の区別はしっかりして欲しい。

文字が大きいにもかかわらず、結構読み難かった。文章上の問題ではなく、 英数字と仮名漢字部分が完全にくっついていること、そして、句読点と次の字 との間にアキが無いことが窮屈さを感じさせたのではないかと思う。手元にあ るさまざまな本の文字詰め状況を調べてみたが、このような本はさすが見当た らなかった。DTPの標準設定では、このような文字詰めにはならないと思うの だが、わざわざこのような設定にしたのだろうか。

1998年4月25日

読書感想文コンピュータ編Linux