読書感想文コンピュータ編パソコン
書名入門DSPのすべて
著者日本テキサス・インスツルメンツ株式会社
発行元株式会社技術評論社
発行日平成10年11月15日初版
定価2280円(本体)
サイズB5変型判
頁数217頁
ISBN4-7741-0653-4

ちょっとDSPについて調べる必要があって入手し読んだ本である。DSP については、Digital Signal Processor の略だという程度の知識しかなかっ たのであるが、これではちょっとまずいという局面になって、本屋に駆け込ん で、とりあえず概略が分りそうな本を一冊手にいれたのである。

本書の題名は、『DSPのすべて』であり、確かに広く浅く全てを語ろうと している。ハード、ソフト、開発システムから応用分野、そしてTIの各種DSP 製品までと多彩なんだが、実に速く読める。

しかし、途中で突然50ページにわたりプログラムが登場する。プログラム についての解説も無いままサンプルプログラムのためのブロック図やらが出て きたと思ったら、50ページのプログラムで、確実に落ちこぼれた。

でも、そういうことは一切気にせず、最終章のTIのDSP製品の概説を何とか 読み終えた。

前半はやたらにやさしい解説で、後半は突然具体的過ぎる話になる。でも、 まあ、とりあえずDSPとはどんなもので、どんな用途が考えられるかなどは 掴めた。それ以上を本書に期待してはいけない。あくまでもDSP選びからプロ グラミングまでをやさしく解説したものであろう。

1998年12月27日


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