読書感想文コンピュータ編パソコン
書名Windows95
トラブル解決と失敗予防対策
編著者 穴倉幸則
発行元株式会社リブロス
発売元株式会社星雲社
発行日1997年4月1日初版
定価2750円(本体)
サイズB5変型版
頁数399頁
ISBN4-7952-5076-6

私はWindows95は嫌いである。Windows95は、有料ソフトのくせに、なんであ んなにトラブルばかり発生するのか気に入らない。せめて、1000時間程度の連 続運転もできないコンピュータ、評価以前である。

ところが、仕事ともなると、この嫌いなコンピュータの相手もしなければな らなくなる。ビルゲイツに感化されてしまった者が多いのである。それで、い やではあるが、トラブルに付き合わされるのである。とくに、勝手に暴走して しまうのだけでも、何とか避けられないものかと、ずっと前から思っている。

そういうところへ、トラブル解決の本が降ってきた。「天の助け」である。 これは、と思って、どうしたら暴走を少なくできるのか、暴走したとき、ある いは暴走したかなと思ったときの対処方法などを探した。

すると、どうだ。

第12章 どのような手段を用いてもWindows95を起動できな くなったときの対処法
という、絶対これだと思う章があった。が、これは誤解だった。再インストー ルの方法が書かれているだけだった。確かに、どのような手段を用いても起動 できなかった、とあるのだから、この章より前に、起動できなくなった場合に 再インストールするまでに試すべきことが書いている筈だ。

と思ってそれまでの章をぱらぱらとめくったが、暴走に関するまとまった記 述はないようだった。残念。

本書は、3部構成になっている。

第1部 システムの運用編
第2部 インターネット、ネットワークの設定編
第3部 ハードウェアの設定編
各部は同じくらいの量である。

第2部はインターネット関連で丁寧なんだが、インターネット関連は変化が 滅茶苦茶早いので、次々と古くなるに決っている。それに、この部分に関する 書籍は他にもかなりあるようなので、省略しても良かったのではとも思う。

第3部の

第16章 Plug & Play でも必要なハードウェアウィザードと デバイスマネージャの活用ノウハウ
も長い。いつも新しいハードを追加するとき、うまく Plug & Play で 追加できればよいのだが、往々にしてつまづき、ハードウェアウィザードで 悩むのであるが、この本があると少々助かるかもしれない。

全体としては、ちょこちょこと書かれている。といっても、かなり簡単な内 容である。一般のWindows95利用者でも、ちょっと経験が有る人なら十分に読 めるだろう。基本的なトラブル対策の本と言えるだろうか。

やはり、ここは

『Windows95 暴走の止め方』
という本が欲しい。

1997年10月18日 記


読書感想文コンピュータ編パソコン