読書感想文コンピュータ編開発技法
書名実践UML
パターンによるオブジェクト指向開発ガイド
著者グレーグ・ラーマン
訳者依田光江
監訳者今野睦+依田智夫
発行日1998年12月31日
発行元株式会社プレンティスホール出版
サイズB5判変型、539頁
定価5000円
ISBN4-89471-077-3

UMLを読まなくっちゃぁというのはずっとあったのだが、なかなか読めないままでいたのだが、 とりあえずさらっと読み流せるようなのに目を通してみた。

本書は、実例としてPOSを題材にして、UMLによる開発手順を実際的なやりかたで、 徐々に、徐々に進めていく書き方になっている。そういう書き進め方は、まあまあ であった。そして、かなり丁寧に書いている。また同じことを書いていると感じる ような書き方であった。ページ数が多いが、実際には図が多いので、 かなりのペースで読み飛ばせる本である。

この種の本で題材というと、POSというか、いわゆる商品販売から例を取ることが やけに多い気がする。確かに世の中、そういう関係のソフト開発が多いとは思うのだが、 当方、事務系のソフトはさっぱり興味がないもので、そういう例で説明されると、 おもいっきり眠気が攻めて来るのである。

本書は、とにかく一気に読み飛ばして、それからUMLってこんな感じかというのが 分かるという本と思う。詳しい本でもないし、参考書として使いやすいかというと、 それも違うと思う。ただただ、一気に読み流せるという点が特徴ではないかと思った。

それにしても、なかなかUMLの用語、とくに日本語の用語に関しては妙な日本語だなと 思うものは少なくなかった。あまり無理して漢語的表現にする必要はなく、カタカナ、 あるいは英語のままの方がと思ったところは多々あった。本書は、UMLに関する書籍としては かなり初期に出たので、そのあたりはまだまだだったのかも知れない。


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