読書感想文コンピュータ編各種ツール
書名入門Mule
著者大木敦雄
発行日1994年12月11日
発行元株式会社アスキー
サイズA5版、220頁
定価1748円(本体1800円)
ISBN4-7561-0300-6

本書はもう3年近くも前の本ということになってしまった。1994年に Mule2.0がリリースされ、それに対応した本であり、仮名漢字変換「かんな」 の解説も載っている。

Mule をただの便利なエディタ程度に使うだけなら、本書の前半、操作説明 の部分だけで十分だろう。Emacs とか NEmacs(古いなあ)とかに慣れている 人なら、Mule は一切の説明なしでも使いこなせるはずである。

その辺りまでは、私は無視して読まない。楽しくなるのは、「第6章カスタ マイズ入門」以降なんだが、本書は入門書ゆえ、簡単なカスタマイズしか書か れていなくて残念であったが、本書にそれを望むのは無茶であろう。それにし ても、思わせぶりな構成になっているところ、さすがである。一杯喰わされな いように注意しなくちゃいけない。

つまり、本書は、「Muleはどうやって使うのだろう」という初心者、入門者 のための本である。入門者用に前半部分だけで、もっと安く出してくれた方が いいのではないだろうか。後半は、さわりだけである。カスタマイズを色々やっ てみたい人は別の本を買うべきである。

1997年8月21日 記


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