洋書独書記録

MICHIO KAKU (加來 道雄)


2014/11/11

MICHIO KAKU という日系物理学者が、ポピュラーサイエンスの本をいろいろ書いている。
とてもアメリカでは有名で、番組まで持っていたりするようだ。 なので、くわしくは、WikipediaやYouTubeなどで探そう。

以下は、他に書きなぐっていた読書メモからのコピペである。(編集する気なし!)



  
書名THE FUTURE OF THE MIND
著者MICHIO KAKU
出版社Doubleday
初出2014/2/25
頁数400 page
定価3013円(ハードカバー、アマゾン)
ISBN978-0385530828


2014/03/24

MICHIO KAKU の新刊の、脳の将来についての本を読み始めた。
紙の本で入手し、ページ数が320ページほどある。
紙が思ったより分厚く、かつハードカバーなのだ。
MICHIO KAKU風の執筆になっており、かなり明快だ。
これは、著者が脳科学屋さんでなくて、物理屋さんであることが原因かも。
現在、まだ5%位しか進んでいない。 


2014/03/25

なんとか、第1章を読み終えた。 40ページまで進んだので、1割強。

内容は、脳科学の準備というか、最近の医療機器の説明が中心だった。 医療画像処理がどんどん進んでいて、この進歩のおかげで、脳も非常によくわかってきたと。 MRI, fMRI, PET, MEGくらいは知っていたが、TES, NIRSなどもある。 そして、最近は脳の神経細胞にちょっと細工をして、光に反応させるとかあるらしい。 もちろん、危なっかしいのもあって、それらは動物実験の段階である。

利用しているのは、ほとんどの場合が電磁波である。電磁波なので、周波数を変更することで、測定できる対象が異なる。放射能を浴びる可能性がるものは、度々利用することはできないが、影響が極めて微弱と考えられるものに関しては、結構長い時間の連続測定が可能なようだ。

基本的に、3次元の細かいメッシュが得られるのだが、このメッシュのサイズがどんどん細かくなっているが、まだ1つのメッシュを多数の神経細胞が通過しているので、得られる情報は平均値なんで、それなりのことしか分からない。どんどん、細かくなると、脳を観察するだけで、何を考えていたかが次第に悪ようになる筈なのだ。

1方向に対して分解能が10倍上がると、3方向で1000倍の精度になる。そのくらい上昇すると、状況はまた一段と変わるのであろう。しかし、そんなに制度が上昇すると、一度スキャンしただけで、莫大な量のデータができてしまう。まだまだ記憶装置の容量を増やさないとダメか。ペタバイトで不足するのは時間の問題で、エクサバイトの時代も近いかな。


2014/03/27

第2章は consciousness の話だった。Who am I?

起きているときは意識があるのだが、深く眠っている間は意識はなくなっている。
でも、朝起きると、また意識があって、昨日までの意識と繋がっている。
これを、物理学の立場から考察しようということだったが、まだ考察というレベルではなくて、今まで意識というものがどう考えられてきたかが書かれていた。
といっても、今までの意識に関する研究というのは、物理学的に言えば、う~む、なんとも根拠が曖昧過ぎるのだ。

この章では、意識について、現在まではどう扱われていたかにちょっと物理学的な色をつけて書いてあるくらいだったかな。まあ、まだ導入部分だから。
第1章と第2章をあわせてBOOK I となっている。いわゆる第I部なのだ。
ということで、70ページ読了。何とか読み続けられるかも。


2014/04/04

とぼとぼと読み続けて、なんとか150ページに到達。4割くらいかな。

天才は、左脳の一部に障害があることで発生するのだと。
要するに、「天才=脳障害」なのだ。
ただし、脳障害が起きたあと、右脳が失われた左脳の機能を補完したときに、天才になれる(こともあるのだ)。
私は天才ではない。だから、左脳は正常な可能性がある。やれやれ。

左脳の一部に一時的に障害を起こすというか、ちゃんと働かなくすると、どういう状況になるかの実験も行われていて、天才はできなかったものの、著しく一部の能力が上昇した者もいたそうだ。
TMSで磁気を局所的に当てるとそのようになるのだが、現在の機械は、きちんと狭い場所にだけ影響を限定することができなくて、希望の条件を実現するところまでいっていないのだそうだ。

ということは、将来、頭を良くする、あるいは天才になる治療とか(保険外かな)、可能になるかもね。


2014/04/05 夢は取り出せる

よたよたと180ページまで読んだ。
夢の話が出てきた。
夢は根拠の曖昧な研究くらいしか前世紀末まではなかったのだが、fMRIなどの発達で、夢を見ている脳の状態を記録できるようになった。
そのため、その3D画像データを分析して、画像にできないかの研究が行われているのだ。
それも世界中で。

YouTubeは、日本の、ケイハンナのATRでの研究なのだ。

夢を盗む、夢に細工を加えて夢見させるとか、さらに夢を見ている2人をつないで夢の中で共同で何かやらせるとかいろいろあるらしいのだ。
夢の中では物理法則など無視しても良いのだ。つまり、そういう判断を行う脳の部分は、夢の時には活動しなくなるらしい。
あと、勉強したら、しっかり寝て、あるいは夢を見るのが良いらしいのだ。夢は無駄ではなくて、とても重要らしいのだ。夢のなかで、いままでインプットされた情報が整理されているらしいとか。
英語の勉強していると睡魔に襲われて寝てしまうことがある。とくに、風呂から出て、ちょっと聞いていると、大抵寝てしまうのだ。あれは効果的なのかな。でも、夢は見ていない。いや、夢は見ていても気がつかないことが多いのだ。



2014/04/08 精神病は治せるか

脳科学の利用分野の中でとても大きいのが精神病に関するものだ。
脳について詳しくわかってくると、精神病の原因究明や、治療方法の確立につながるのだ。
が、まだ、この分野については、やっと研究が始まった程度なんだと。
まだ、研究レベルは幼児期の段階だと。
たとえ理由が分かっても、まだ局所的な処置がほとんどできないのだと。

それから、宗教家の脳についての研究も紹介されていた。
まあ、宗教に走る人が一定の割合でどこの国にもいるらしい。
彼ら、彼女らは幻覚を見続けているのか、現在の医療画像処理技術で少しは分かることもあったらしいが、結論が出せる状態ではない。

そして、これらが遺伝と何らかの関係があるのかの研究も行われている。こちらは、染色体を解析することでできるので、やれば成果が見込める研究のようだ。

しかし、幻覚を研究しているということは、幻覚を自由に起こすこともできるということだ。本人の意識とは無関係に、色々なものをターゲットの脳の中に作り上げることもできてしまうのだ。恐ろしや。

洗脳についても書かれていた。
洗脳された人間を、元に戻せるか?
実は、結構着々と戻ってしまうらしく、実は洗脳は思ったほど有効ではないらしいのだ。

脳科学の未来について書かれているのだが、下手に使うと恐ろしい分野である。そして、本の内容も次第にその方向に必然的に進むのかも知れない。


2014/04/12 人工知能は人間を征服するか?

脳の研究をしていたら、当然人工知能の問題に出くわす訳だ。 最近は、色々なロボットがあり、とくに日本のロボットは可愛がるため、人間を癒すためのロボットの研究が盛んだ。

そういうロボットにも、人間と一緒にいるためには、ロボットが人間を理解しなければいけない。人間の非合理的な行動、判断を、適当に処理することが必要になる。 ご主人様の言うことは、つじつまが合わないことばかりなのだが、それに対してロボットが怒ったり、非合理性を説明し出したら、そんなロボットは要らないのだ。 そういうロボットを作るには、人間の脳の中身(?)を取り出して、 ロボットに入れるなどが必要になる、と思われる。

色々なことができるロボットができると、ロボットはめちゃくちゃ賢くなる可能性がある。 すると、そのうち人間を征服するかもしれないではないか。 まあ、碌でもない政治家が国会議員になっているよりも、ロボット国会議員の方が居眠りもせず、妥当な政治活動をする可能性がある。

ロボットが人間を征服するというシナリオは、色々な映画になっている。
これに対して、この本は、そういうことはあるかも知れない。あるにしても、かなり先の、早くても今世紀末ころみたいな感じで書いてあった(と思う)。

まあ、そんな先のことを考えるのはやめておこう。


2014/04/13 脳のシミュレーション

脳がどうなっているのかを調べるのに、脳をシミュレートしてみるというのがある。脳の働き、つまり神経細胞の働きを、コンピュータ上でシミュレートしてみようというのだ。
もちろん、人間の脳の神経細胞数はとんでもない量なので、今のコンピュータでは手も足も出ない。
それで、ショウジョウバエの脳をスライスし、どうなっているか調べ、シミュレーションする。
もうちょっと進むと、ネズミの脳のシミュレーション。

ところで、Pall Allen を知っているだろうか?
マイクロソフトの共同設立者だ。ビルゲイツとポールアレンがマイクロソフトを創設したと世間では言われているが、ポールアレンがビルゲイツを誘ってマイクロソフトを設立したのが本当のところらしいのだ。
そして、ポールアレンは、このところ脳科学に手をつけているのだ。
下は、その中の一部で、成果を色々と公開しているのだ。

http://www.alleninstitute.org/
http://human.brain-map.org/mri_viewers/data

さて、こんなに脳科学が進み、脳をちゃんとシミュレートできるようになると、自己を認識するようになるのだ。
と思いたいが、そうはいかないのだ。
今の研究は、どれも脳だけの研究なのだ。
つまり、脳の入出力は含んでいないのだ。だから、次々と経験を積むとか、色々なことが全部省略された超単純化されたものなので、シミュレーションしても分かる部分は限定的なのだ。
でも、これでも、精神病に関してはかなりわかってくるのではと思われている。


2014/04/18 光速で宇宙旅行が可能!

脳を取り出して、他へ移す話とかいろいろ出てきた。
人間、体は耐久性がないかもしれないが、脳内の自分というか意識というかを情報として取り出して、転送できるかもしれないのだ。すでに記憶を取り出して、 インターネットで送って、送った先で記憶を脳に入れる実験が行われたりしているようだ。まだ人ではなく、ねずみの段階だが。
ということは、そのうち人間の脳を情報としてロード・セーブできるようになるかも知れない。そうすると、情報なんだから、通信で送れる。何光年も先でも、脳を送って、その先で脳を入れる容器(体)に戻せば、新しい体に移動できるるのだ。そして、それは遥か彼方の惑星上だったりするのだ。
というようなことが書かれているのだ。

これは、確かに物理的に矛盾はない。
でも、脳を情報として取り出すといっても、大変巨大なデータになるのではないだろうか。ロード、セーブ、リロードに時間が掛かるので、まだまだ困難ではなかろうか。
でも、この方法なら、何光年どころか、もっと先でも年は取らずに済むのだ。少なくとも本人は。
どんどん荒唐無稽に近い話になってくるが、SFに出てきた話が1世紀もすると実現できていることはいっぱいあるのだ。だから、馬鹿にしてはいけないのだ。


2014/04/21

100年先というか、21世紀末まで、あるいはさらに先の脳科学についての本なのだ。近未来については、「そうだろ、そうだろ」と思うことも多いのだが、21世紀後半以降の予想については、「う~む、そういうことがあるかもしれないが、まだ何とも言えないな」ということがやたらに多くなっていくのだった。
脳に直接情報・記憶を出し入れできる可能性があるのだが、どのあたりまでできるようになるのかはまだ予測すら立たないのだ。

英語の単語は頑張って覚えるのではなくて、これが英単語12000のパッケージなので、これを頭にインストールすれば、12000語の単語力が付きますとなるかもしれないのだ。
それなら、最初から英和辞典を脳にインストールする方が都合が良いかもしてない。
でも、あまりに一気にインストールすると発狂するかもしれませんので、徐々にインストールしてくださいなどの注意書きがあるかも知れない。

そして、Appendixは、Quantum Consciousness? なのだ。
はて、どういうことなのだろう?
Quantum Physics なら、何とか分かるかも知れないが、Consciousness とくっつくとどういう意味だ?
量子意識???
わからん。
わからん、検討がつかない。だから、読んでみるかな。



  
書名PHYSICS OF THE FUTURE
著者MICHIO KAKU
出版社Anchor
初出2012/2/21
頁数480 page
定価1810円(新版ペイパーバック、アマゾン)
ISBN978-0307473332


2013/01/15

映画レミゼラブルを観たあと、つい間違えて本屋に入ってしまった。

ちょっとふらふらしていたら、いつの間にか、リックの中にこれがが入っていた。
そして、ついつい読み始めてしまった。

結構、スイスイ読める。困った、他の勉強が、年初から挫折してしまう!


2013/01/18

月曜日に間違って買ってしまった "PHYSICS OF THE FUTURE"であるが、何とか100ページを突破した。
まずまずのスピードで読めているかな?

なぜか、サイエンス系の本は、結構お気楽に読めるのだ。 小説を読むよりは、はるかに楽ちんなのだ。


2013/01/23

東京に雪がいっぱい降った日に買ってしまった本だが、今日で9日経過した。
やっと半分、200ページを突破したところだ。

DNAのところを何とか読み終え、ナノマシンに入ったところだ。
とっても小さい潜水艦を作って、血管の中に入れて、できたばかりの癌細胞の攻撃に出かけるとか、その他、様々な治療に使えるのかな。
でも、どんどん小さくなると、赤血球にぶつかると、簡単に吹き飛ばされたり。あ、これは、まだ、ナノマシンというほど小さくないかな。

ナノマシンで実用化が進んでいるのは、自動車のエアバッグかな。一定以上の衝撃を感じたら非常に短時間にエアバッグを膨らまさないと間に合わないのだ。既存の方法では難しいのだが、ここに使われているようだ。

ナノマシン技術が発達すると、いろいろなものが、めちゃくちゃ小さくできる。どんどん小さくすると、原子よりも小さいものができる、、、、、てことはないはずだ。


2013/01/25

2日前に、やっと200ページ突破だったのが、もう290ページを突破だ。 何が起きた?

今は、核融合についてだ。 とにかく、核融合は高温にしてやらないとダメなのだ。5000万度とか、1億度とか。
自然は賢いので、お日様もちゃんと核融合を利用している。
だが、人間は、なかなか核融合ができないでいる。
まあ、そのあたりの理由やら、可能性が書かれている。超電導の話も。


2013/01/27

ぼちぼち読んでいる。 そうしたら、340ページを突破し、残り80ページ。
入手したのが雪の日なので、ちょうど13日経過。
もしかすると、今月中に読み終えられるかも。奇跡だ!

あ、この本の英語、けっこうやさしいです。とくに、理系の人には読みやすい本だと思います。


2013/01/29

"PHYSICS OF THE FUTURE"の終わりが近づいてきたかな?
400ページを越え、残り20ページを切ってしまった。
このところ、ペースが上がってしまったようだ。

もう最終章に入ってしまい、2100年の生活について描かれているのだ。
この本が正しいかどうか、そこまで生きれそうにないから、まあいいや。
当たることよりも、未来に、科学技術に夢を持つことの方が重要だ。
科学立国日本、万歳。日本は、本当に科学技術立国なのかな?

アメリカの大学でも、大学院博士までいくと、もうアメリカ生まれはほとんどいなくて、中国人とインド人が圧倒しているらしい。ということは、未来は中国かインドが科学技術立国になって繁栄しているってことかな。


2013/01/30

雪の日に読み始めた425ページの本"PHYSICS OF THE FUTURE"を昨夜読み終えた。
15日かかった。
まあ、結構良いペースで読めたんだろうか。とくに、後半はスピードが上がった。
MICHIO KAKU の本は、本書が始めてなのだ。
書店でも、同じ著者の本が結構並んでいるので、他の本も読んでみるかなぁ。 しかし、ひも理論とかは、やはり難しいのではないかと思う。まあ、ある程度立ち読みしてから決めるしかないか。


洋書独書記録