洋書独書記録

SIDNEY SHELDON


書名 MASTER OF THE GAME
著者Sidney Sheldon
初出1982
発行2005, Warner Books International Paperback Edition
頁数495ページ(本文)
定価US$ 7.99
ISBN0-446-61365-7

シェルダンの代表作というか、英語学習教材の上級編として採用されているので 本書は有名かも知れない。なお、本書は、普通に書かれていたものが教材になったものだが、 シェルダンの他の英語教材は書き下ろしらしい(Wikipedia)。

とにかく、本書はぶ厚い。何も考えず、シェルダンの作品だから読みやすいに違いないと 勝手に思いこんで買ってしまったが、さまざまな問題があった。要するに、読みにくかったのだ。

まず、印刷が悪かった。アメリカのぺーバーバックの中には、ものすごく印刷が悪い、 紙が悪いことがあるが、本書は相当悪かった。 印刷水準はペーパーバックの普通かもしれないのだが、文字が結構小さい。 数えてみたら、1ページに37行も詰めこまれている。 さらに、上下左右の空白が非常にせまく、 背の部分をおもいっきり開いて、本を裂くようにして開かないと、文字が読めなかったりする。

日本の文庫や新書は、むこうのペーパーバックに相当すると思うが、 印刷のレベルおよび紙質には雲泥の差がある。

そういう物理的な読み難さはあったのだが、中味は読みやすかった。 シドニージェルダンらしく、どんどん引きこまれていく感じである。

全体が5部(BOOK ONE 〜 BOOK FIVE)に分れていたが、BOOK ONEとBOOK FIVEだけが長く、 真中に挟まれている部分はどれも短い。何世代にも渡って、一族の繁栄を描いていくのだが、 部毎に主人公が変っていく。

BOOK ONE は迫力があるシーンがいっぱいで、どんどん読める感じだ。 しかし、BOOK TWOからBOOK FOURにかけては、なんだかつなぎに過ぎない感じである。 BOOK FIVEになって、また盛りあがってくる。

タイトルが、MASTER OF THE GAME であるが、この GAME というのは、人生ゲーム、 ビジネスゲームである。初代のJamie McGragorが南アフリカで始めた事業を、 男まさりの娘のKateが引きつき、世界的な大企業に育てるのだが、 子供、孫、みんな様々なトラブルを起してくれる。 もちろん、巨万の富を狙って様々な人々がやってきて、たくさんの事件が起きる。

そして、誰にも引き継ぐことができないまま90歳を迎え、パーティを開くことになった。 様々な人々を招待しパーティをするのだが、というかなりの尻切れトンボで終ってしまう。 何が起きるかなと思わせておいて、そのまま終った感じで、「なんじゃこりゃ??」 と思うのだが、そういう思いを抱かせるのが本書の意図だったのだろうか。

英語の勉強としては、展開の速いストーリーで、出てくる英単語もそれほど難しくなく、 良いのではないかと思う。まあ、シドニーシェルダン的な本で、多読用だろう。 ぶ厚い本を読む練習用には良いかも。

2008年7月21日

書名 ARE YOU AFRAID OF THE DARK?
著者Sidney Sheldon
初出2004
発行2005, Warner Books International Paperback Edition
頁数398ページ(本文)
定価US$ 7.99
ISBN0-446-61365-7

本書は、シェルダンの最新作(?)のようで、 『異常気象売ります』という日本語のタイトルを印刷した帯が巻いてあった。 原書のタイトルは ARE YOU AFRAID OF THE DARK? である。 異常気象なんてことはどこにもないのだが、こう表示してしまうと、 中味を思いっきり説明してしまっていることになって興ざめではないか。

話は、シンクタンクで働いていた者が謎の死を遂げるのであるが (本書は、もちろんミステリー)、 犠牲者の未亡人2名が謎を解いて行く話である。 これ以上詳しい話は、本書を読むか、ネットで調べよう。

さて、シドニーシェルダンの本は非常に有名であり、 英語教育教材にもなっているようだ。 ずっと昔に何冊か読んだのだが、もう記憶がおぼろげで思いだせない。

本書もそうなんだが、シェルダンの本は、話の展開が非常に早く、 読んでいてあくびが出るようなことがない。 とにかく次から次へと色々なことが起きる。 事件が起き過ぎる不自然さは明らかなのだが、 でも、その方が私のような英語初心者が読むには好都合かと思う。

帯には、TOEICテストスコアレベル600とついていた。 よく分からないが、ストーリーを追いかけるだけなら、 知らない単語を全部無視しても読み飛ばせる本のようだった。 でも、それなりに色々な単語は出て来た。

今年は、安直に読みとばせるシェルダンの本から開始したが、 今年も何とか月2冊程度のペースは守って行きたいと思っている。 しかし、それにしても、英語の実力は上がらない。

2006年12月2日

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