洋書独書記録

Cynthia Kadohata


書名 kira-kira
著者Cynthia Kadohata
初出2004
発行Aladdin Paperbacks, Simon & Schuster, Inc.
頁数244ページ(本文)
定価US $ 6.99
ISBN0-689-85640-7

Home Page of Cynthia Kadohata http://www.kira-kira.us/

タイトルの "kira-kira" は、日本語で、「きらきら」のことである。 著者は、日系アメリカ人である。

kira-kiraって、「きらきら」だということは、 各章の最初に、ひらがなの手書き文字があるのでわかったのだが、 さて、何を意味しているんだろう。 とは思っても、それは読まないと分からない。

姉がいて、弟がいて、真ん中の女の子であるが、弟はまだ小さい。 Iowaに住んでいたのだが、両親の店がうまくいかず、 Georgiaへ行くことになった。 そこで両親は、養鶏所(?)で、雛のオスメスの鑑別をして何とか生計を立てる。 もちろん、とても貧しい生活なんだが、姉がリンパ腫(ガン)になって、 亡くなってしまう物語だ。 とっても成績が良い姉が亡くなってしまう。

これでは、話を要約し過ぎた。 「きらきら」というのは、何か良いこと、良いもの、 気に入ったもののを指して使っている。 姉は、カリフォルニアの海の見える家にあこがれていた。 つまり、そこは、「きらきら」している。 姉はそういう「きらきら」を見ずに亡くなったのだが、 姉の行きたかったカリフォルニアに行ってみることになった。

どう書いていよいか良く分からないが、 子どもの心の描写とか、日系人の生活はこんな風だったのかとか、 色々考えさせる良い本だ。 実際、The Newbery Bedal を受賞している。

児童向けということもあって、英語はやさしく、一気に読める。 本書で、rice ball というのが「おにぎり」だというのに、 いまさらながら気がついた。

2007年7月1日

洋書独書記録