洋書独書記録

LOUIS SACHAR


書名 SMALL STEPS
著者LOUIS SACHAR
発行Delacorte Press in 2006
頁数257ページ(本文)
定価US$ 8.99
ISBN978-0-385-73315-1

久々にSacharの本を読んだ。前に"Holes"シリーズの1冊目の "Holes"が今でも印象に残っていたので、 そのシリーズのとして最近出た本書、"SMALL STEPS"を読むことにした。

"HOLES"の英語がとても平易だったので、同じくらい平易かと思ったが、 こちらの方が若干英語のレベルも、話の内容も上っている感じであった。

シリーズ本で、

  1. Holes (1998)
  2. Stanley Yelnats' Survival Guide to Camp Green Lake (2003)
  3. Small Steps (2006)
という具合いに出ているのだが、2冊目は読んでいないが、これは Survival Guide なので、読まなくても、"Small Steps" はわかる。 "Camp Green Lake"(ある種の少年院)の話は頻繁に出てくるが、 そこでの生活(?)が Holes の話なので、これだけは本書の前に読んでおくべきだ。

内容は、題名にある、SMALL STEPS(小さな一歩)が大切だというのを子供に 教えようとした本のようである。しかし、それを直接、説教のように書いた 本ではないし、そんな説教じみた本は誰も読まないだろう。

本書は、Armpitというニックネームの少年が、まじめにこつこつやっているのに、 うまい金儲けの話に巻き込まれたり、ダフ屋をやっている友だちからニセの コンサートチケットを受け取って隣のハンディキャップのある少女とコンサートに 行ったら、ニセチケットだと判明しトラブルに巻き込まれるのだが、 そのトラブルで人気歌手の友だちになってしまったり、、、、とかどんどん SMALL STEP から BIG STEP の方になっていってしまう。

しかし、最後に大事件になってしまい、結局、SMALL STEP に戻るという話である。 要するに、BIG STEPのトラブルの話が満載な訳である。

これで終れば、本書は、一杯トラブルがあって、一気に盛り上がったところで巻末を迎える ということで、読後感も良い状態で終るのだが、蛇足がついているのである。 所謂、教育的蛇足がついているのだ。

READERS GUIDEが巻末にあり、"Questions for Discussion"として、 議論の材料をいくつも提供しているのである。 しかし、こういうのは、どうにも興覚めである。 まるで国語の教科書、いや道徳の教科書のように思えてならない。 この蛇足さえ無ければ良い本なんだが、この蛇足でイメージが崩れてしまう。

2008年6月28日

美しいパズルとは

ナンプレ問題
自動生成


これで、今日から
貴方もパズル作家


稲葉のパズル研究室

Cパズル
プログラミング
〜再帰編〜

書名 Sideways Stories from WAYSIDE SCHOOL
著者LOUIS SACHAR
発行Harper Collins Publichers Inc. (2004)
頁数118ページ
定価US$ 5.99
ISBN0-380-73148-7

前に読んだ "Holes" が、なんとなく納得できる内容だったので、 SACHARの本をもう1冊読んでみようと思ったのであった。

WAYSIDE SCHOOLのシリーズが3冊目に止まったのだが、 最初に出版されたと思われる本書を選んだ。

児童書なので、内容は平易である。 TOEIC500くらいあれば大丈夫そうな本で、私でも読める本である。

やさしい児童書だったのだが、話の内容が単純過ぎて面白くなかった。 "HOLES"の方は、本1冊を通して、話が進んで行くのだが、 本書は、30の話からなっており、各回で、生徒や先生などの登場人物1名を説明していくのである。 そういう作りだから、本全体で、話が次第に盛りあがって行くなんてことはなかったのであった。 要するに、外れたというか、合わなかった。

よって、Wayside School の残りの本は読まないことにした。

今後も児童書は読むつもりだが、面白いかどうかしっかり立ち読みしてから決めることにしようと思う。 間違って読破してしまうこともあるかもしれないが、その時は購入しないつもりだ。

2007年3月18日

インターンシップ体験記

書名 HOLES
著者LOUIS SACHAR
発行Laurel Leaf (August 14, 2001)
頁数256ページ
定価US$ 6.50
ISBN0-440-22859-X

前回は、"THE WAR OF THE WORLDS"という SFの古典を読んで、英語力の無さを実感した。 それで、自分の英語力に合った本ということで、児童書を読むことにした。

といっても、どんな児童書があるのかよく知らない。 ハリポタのように、極めて多数の人が読んでいる本は読みたくないので、 ふらふらと探していたら、もしかして読めるかな、というので入手したのがこの本である。

本書の表紙には、地面に穴(HOLE)がいっぱいある絵が描かれている。 穴の本は、いろいろ思わせぶりだな、と思って入手した。

悪いことをした子供が送り込まれる少年更正施設(キャンプ)があって、 毎日1つ穴を掘るのが日課である。 場所は、ずっと昔は湖だったところだが、100年前に干上がって、 今は砂漠のようになっていて、非常に暑いなかで穴を掘るという重労動を毎日しなくてはならない。 この穴堀りは、悪いことをした子供の性格を直すためにやっているということだが、 さて、実際にそうなんだろうか。

このキャンプに送り込まれた少年の名は、Stanley Yelnatsという。 この名前、逆から読んでも同じである。 ストーリーは、少年のこのキャンプでの出来事と平行して、 少年の祖先の話が出てくる。祖先が呪われ、その子孫である少年も呪われて、 本当は何も悪いことをしていないのに、キャンプに送り込まれてしまったのである。 この現在と、過去の話が入り乱れながら進行していき、繋がっていくのである。

さて、本書は、文字は大きいし、単語も比較的やさしいので、どんどん読むことができた。 ストーリーも変化がいっぱいあって、全然あきることなく読み進むことができた。 児童書を読むのも悪くないかなぁ。

2006年2月5日


我輩は猫である


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