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ののぐらむ(イラストロジック)

解法教室

初心者コース(1)

最終更新日 1997年4月28日


では、さっそく始めよう。

問題だけを別ウィンドウに表示し、 説明を見ながら学習することも可能である。

最初は上と左に連続する黒マスの数が書かれているだけで、絵が出て来るは ずの広い四角な部分は真っ白である。

これから、左と上の数字を効率的に利用しながら問題を解いていく手順を順 を追って説明していく。それも、極めて初心者向きにである。

小さなサイズの問題であるが、解くにあたっては、この問題を、1行または 1列という細長い単位に分けて考えるとよい。このとき、大きな数字が書かれ ている個所に注目する。

この問題では、一番大きい数字は、左側の一番下の数字の6である。この6 は、問題の最下行に対するヒントである。最下行だけを切り出すと次ぎのよう になる。

長さ6の黒いマスを、長さ10の中のどこかに配置しなければならない。そ れで、一番左寄りと、一番右寄りの場合を考えてみよう。



すると、中央の2マスはどちらの場合でも黒い。つまり、共通部分である。 一番左寄りと一番右寄りしか考えなかったが、その中間の場合にも、必ずこの 2マスは黒くなることは確認されたし。



この結果を、全体の中で見ると、右図のようになる。

上と左に空色で表示されている部分は、マウスの位置に対応して色がついて いるだけなので、あまり気にしないで欲しい。

■が決まったので、もしかしてこの■によってさらに別の個所が決まるかも しれない。それはどこだろうか。


今度は垂直方向を見てみよう。
2つの■に対する縦の数列は、(1,2,1,1), (1,1,1,1,1) である。縦に並ん でいる数値であるが、このように便宜上横にして書くことにする。

■が対応する数字は、 (1,2,1,1), (1,1,1,1,1) であり、いずれも1である。長さ1なのであるから、■の隣は空白に決定する。

しかし、空白を空白のままにしていたのでは、最終的に空白に決まったのか、 それともまだ手をつけていない為なのかの区別がつかないので、空白に決定した 場所は にする。

ついでに、上の数字の中で、使用済みの数字をクリックしてマーキングして おこう。これで使用済みと未使用がはっきりする。

次はどこに注目しようかと思うだろう。このとき、重大な方針があるのだ。

1行または1列の数字を和が大きなところに注目なのである。

水平方向(行)を上から順に調べていくと

  3+3   = 6
  2+4+2 = 8
  1+1   = 2
  ....
となっていて、上から2行目の和が大きい。どうも、この行に注目すべきことが想像される。

ということで、上から2行目を左から順に、 ■2マス、1マス、■4マス、 1マス、■2マスと入れてみよう。

この入れ方は、できるかぎり左寄せにして入れた場合であるが、1行ぎっし り詰まってしまい、他の入れ方ができないことが分かる。つまり、この行はこれで 完全決定(終り)なのである。

ところで、2+4+2 = 8 の計算が不完全だったことに気がついたであろうか。 (2,4,2)の場合に必要な最小マス数は、間にはさむ空白マスも考慮して 2+1+4+1+2 = 10 としなければならない。すると、マスの横幅と一致して、 完全決定であることが分かる。

実際に解いていく場合には、足すと大きそうな場所で、なおかつ大きそうな 数字がその中に出てくるようなところから手をつければ良いのである。コンピュー タじゃあるまいし、いちいち計算をする必要はない。

(a)
(b)
(c)
(d)
次に、一番左の縦の列に注目してみよう。その1列だけを取り出したのが、左の(a) の状態である。

今度は、一番上寄り(b)と、一番下寄り(c)を考える。このとき、■の部分は 決まっているので、このマスが必ず長さ5の黒マス列に含まれるようにしなけ ればならない。したがって、黒マスは(c)より下には下がらない。

色を変えている(Tryをクリックしたときの塗り色)で示しているが、これ は安直にこの説明図を作るためと、既決定部分と現在考慮中の部分との区別を つけるために行なっている。

すると、(b)と(c)で同じになっている場所は確定してしまうのであるから、確定 を示す黒にしてみたのが、(d)である。


説明はもう十分であろう。以上の説明を、全体の中で実施したのが右図である。

場所が分かるように、ここではオレンジ色で示している。


すると、上から3、4、5行目の水平方向が (1,1), (1,2,2,1), (1,1,1) になっているのが分かる。

このとき、各行の最左端にある■は、 (1,1), (1,2,2,1), (1,1,1) の左端の1に対応するのであるから、これらの■の長さは1なので、 隣は必ず になる。

場所が分かるように、ここでもオレンジ色で示している。

我ながら、非常に丁寧に書いている。この後は、別のページになっている。 このペースで解説を続けているので、既に慣れている人には馬鹿丁寧に思わ れるであろうが、入門者、初心者あってこそのパズルなので、このペースを最 後まで保ちたいと思っている。

続く>>>


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