スリザーリンク解法教室目次

スリザーリンク解法教室

はじめに


スリザーリンクは、なかなか楽しいパズルである。多くのパズル雑誌や単行 本のパズルの問題が、文字や数字を入れるだけのが多い中で、ただ線を引くと いう非常に単純ではあるが、空間的な広がりというか、線がつながって大きな ループを作るのは、他のパズルとは全く異なる感覚である。

ルールは極めて単純というかシンプルでいて、そのくせ奥はかなり深い。つ まり、スリザーリンクは、パズルとして非常に出来が良いのである。

慣れないうちは、どうやって解いていけば良いのか見当もつかないかも知れ ないが、慣れてくるとホイホイ解けてしまう。つまり、こういう場合はこうい うふうに線を引くに決まっているではないかということになっていく。それは、 こ難しい表現をすれば定理とか言われるものである。ここでは、あまり堅苦し い用語を使いたくないので、「常識」という用語を用いて、様々なパターンに ついて、なぜそうのようにしか線を引けないのかについて解説を加えていこう と思う。

実は、私はこのパズルはそれほど得意ではない。まあ、たいていの問題はす らすら解ける程度である。私より遥かに高速に解いてしまうのは妻である。ナ ンバーラインの本を1冊家に間違って置いておくと、2、3日後には、100 問位ある問題のうち、後半の半分くらいを解かれてしまう。前半は阿呆らしく て解く気もしない、という。

それで、しかたなく、高速に解くためのノウハウなるものを聞いたのである が、殆どの場合、「こうなるに決まっているじゃないの」としか解説をしてく れないので、私が、それらのノウハウ、妻にとっての常識を、なぜそういう常 識が成立するのかを、詳細に説明していこうと思う。

まあ、これから行なうスリザーリンクの常識を一通りマスターするならば、 ニコリや技術評論社の本も軽々と解けるようになると思う。日本文芸社の本に 至っては、阿呆らしくて解く気もしなくなるかも知れない。もっと大きな問題 が、もっと難しい問題が欲しいと思うようになるかもしれない。しかし、安心 したまえ、私が何とかそういう問題も徐々にJAVA版で提供していこうと思 う。もちろん、巨大な問題に対しては、JAVAでは限界があるので、PS (ポストスクリプト)などの印刷可能な形態での提供も、一応考慮しようかと 思っている。が、思っているだけで終るかもしれない。


スリザーリンク解法教室目次