ナンバープレイス解法教室目次実践1(後編)

ナンバープレイス 解法教室

実践1(前編)

問題を別ウィンドウに表示

とりあえず、突然実践を紹介する。

ルールさえ分かれば解ける程度のやさしい問題を選んでいるが、一応探す手 間くらいは必要である。ここで紹介するよりも楽な解き進め方があるが、ルー ルをやっと使いこなせるレベルを想定して話を進める。

問題だけを別ウィンドウに表示し、 説明を見ながら学習することも可能である。

【問題】
例題

問題は、左のように、「クラブ」の形になっているものであり、かなり最初 から数字が埋まっている。見るからに簡単そうなやつである。


【step 1】
とりあえず1から調べていくことにしよう。 まず、全ての1について、1を通る縦、横の線を引いてみた。(左図)

すると、左上の3x3のマスには、数字もないし、線(1は入れられない)も 通過していないマス「A」があり、ここには1が入る。なぜなら、左上の3x3の マスのいずれかに1が入るのだが、線の引かれたところおよび数字が既に入って いるところには、入れられず、「A」だけが可能だ。

「B」も同様にして、1が入る。


【step 2】
A、Bに1を入れた状態が左である。

実際には、step 1 の様に問題の上に線を引くのではなく、この線は頭の中 で考えるだけの線である。実際に線を引くと消すのが大変なので、引かないよ うにしよう。


【step 3】
つぎは2について調べる順序だが、2はパスしよう。なぜなら、うまくいか ないからである。

全ての3について、3を通る縦、横の線を引いてみた。(左図)

すると、CとDに3が入るのが分かるであろう。より正しくは、CとDには 3を入れざるを得ないのである。


【step 4】
CとDに3を入れ、step 3 の図にCとDの位置(3が入る)を通過する線を 追加する。線が引かれているマスには、3が入れられない。

すると、右下隅の3x3のマスのEに3を入れなければならないことが分かる。


【step 5】
step 2 の状態から、縦、横の線を考えながら3を決めていくと、ここまで たどり着く。step 3, step 4 のように線を引かなくても、

step 2 → step 5

とできるように頑張ろう。


【step 6】
次は4に注目してみよう。

また縦、横の線を考えると、今までと同様にして、FとGが4に決まる。


【step 7】
step 6 の図に、FとGを通過する線も追加してみると、HとIも4に決まっ てしまう。


【step 8】
step 6 の図に、HとIを通過する線も追加してみると、左上隅のJが4に決まる。

これで、4が9個あるので、全部出そろったことになり、4については調べが完了した。


【step 9】
step 5 の状態から、縦、横の線を考えながら4を決めていくと、ここまで たどり着く。step 6, step 7, step 8 のように線を引かなくても、

step 5 → step 9

とできるように頑張ろう。

ここまで一気に決まると、気持ちが良いであろう。


【step 10】
次は5に注目してみよう。

また縦、横の線を考えると、今までと同様にして、KとLとMが5に決まる。


【step 11】
step 10 の図に、KとLとMを通過する線も追加してみると、NとOも5に 決まってしまう。これで、5は9個出そろった。


【step 12】
step 9 の状態から、縦、横の線を考えながら5を決めていくと、ここまで たどり着く。

step 9 → step 12

4を決める時より楽だったろう。


【step 13】
次は6の番であるが、6はあまりない。探してみると、6は、全部で2つし かないのである。

さて、今回は、必要な線だけを引き、効率良く話を進めよう。

左上の3x3のマスの6より横に線を引くと、中央上の3x3のマスのPが6に決まる。

実際には、こういう風に、必要な線だけを引いて考えるのである。


【step 14】
新たに決まった6を通る縦線を引くと、中央の3x3のマスのQが6に決まる。


【step 15】
すると、中央の3x3のマスで空きはRだけだから、残りもの(7)が入る。

また、6(Q)の縦方向を見ると、列の中の空きはSだけであり、残りもの が入る。すると、中央上の3x3のマスの空きはTだけとなり、ここにも残りもの に決まる。

また、Rを通過する縦方向も、Uだけが空きであり、残りものが入る。 すると、下の3x3のマスの空きはVだけになり、ここにも残りものを入れて、 下中央の3x3のマスが全て決定する。(VはTが決まると決まる、とも言える)

UとVのある横に注目すると、Wだけが空きであり、これも決まってしまう。


【step 16】
step 15 にしたがって順に数字を入れると、赤の部分が一気に決まった。

決まる時には、一気に決まるものなのである。 これがナンバープレイスらしさ、パズルらしさである。


【step 17】
次は、7の番である。

7はいくつかあるが、下中央の3x3のマスの7の横に注目すると(縦は既に 全部決定)、Xが7と分かる。


【step 18】
Xの7が決まったので、垂直方向に注目すると、Yの7が決定する。

さらに、一番下の横方向に注目すると、Xの7が決まったところで、この横の 1列の空きはZだけなので、残りものを入れると決まる。


以上、ルール以上の技術(頭)は何も使っていないのがお分かりであろうか。

さて、場所を知らせるのにA〜Zまでを使い切ってしまったので、次はどう しようか考えることにして、このへんで一休みしよう。

続きは、実践1(後編)へ


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