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書 名CAGDのための曲線・曲面理論
著 者G. Farin
監修者木村文彦
監訳者山口泰
共訳者荒井美千子、伊藤英明、高村禎二、中島洋、長谷川均
発行日 1991年12月20日 初版第1刷
発行元 共立出版株式会社
定 価7210円
サイズB5版ハードカバー、330ページ
ISBN4-320-02569-5

本書は、私がちょっとだけ関係している本であります。

本書の題名にある、CAGDとは、Computer Aided Geometric Design のことで あり、3次元の曲線、曲面を数式でどう扱うかを理論的に説明している非常に 世界的に有名な本の翻訳です。

訳者まえがきにもありますが、本書は、CAD/CAMなどをやられている方の間 では有名な 某T大学工学部某K研究室 での輪講が元になっています。数式がいっぱい出て来る本の輪講ということ もあり、参加者が訳をどんどんTeXで作ることが流行してしまい、ずいぶんき れいな、電子化された訳が集まりました。

まあ、その輪講に、どういう訳か全然分かりませんが、この私めも呼ばれま して、慣れぬ英語に苦しんだりしたものです。

そうして何とか輪講も終ったのでありますが、何とか本にして出さないかと いうことが天から降って来て、やる気になったら原書が改版されてしまい、そ してさらに出版予定が遅れるということになったものです。

初版にはプログラムは入っていませんでしたが、改定版にはCのプログラムも 加わり、大改定が施されていました。

このような大波乱があったにもかかわらず、本書が本の形をなしたのは、ひ とえに監訳者の山口泰氏の努力によるところが大です。

そして、本が完成し、お祝いがT大学の近くで行なわれたとき、ほとんど何 も行なわず、ただひたすら完成を待っていただけの私も呼ばれて、共に完成を 祝うことができました。

ソリッドモデリングなどと取り組むべき人は、是非本書をお買い求めくださ い。7210円は高いとお思いでしょうが、読んでみれば決して高くないことが分 かります。

本書は数式だらけですが、やはりこのくらいの数式にくじけては、3次元曲 面をひょいひょいと扱うことができるようにはなりません。これからは3次元 です。この本は、今後重要となる、インターネット透過なコンピュータ支援設 計生産システムを作る上での重要な本です。(この本は、インターネットとは 関係ないですけれど)

1996年10月2日


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