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参考文献


本書で取り上げたり、内容的に関連する書籍などを列挙し、若干の説明を加える。

1 『Cプログラミング診断室』拙著、技術評論社、1993年
技術評論社の雑誌『Software Design』の連載記事を単行本化したもの。プログラ マのために、問題点を業務上の本当のプログラムから取り上げ、改善方法も具体 的に示す。技術分析から心理的分析までに及ぶ。本書のプログラマ版である。

2 『電脳曼陀羅』、中村正三郎著、ビリッジセンター、1995年
技術評論社の雑誌『ざべ』の連載記事事件を単行本化したもの。内容を理解する には、コンピュータについて相当高度な知識を必要とする。本来はパロディであっ た。

3 『お役所の掟』、宮本政於著、講談社、1993年
4 『在日日本人』、宮本政於著、ジャパンタイムズ、1993年
5 『お役所のご法度』、宮本政於著、講談社、1995年
官僚組織内部の問題を、内部にいる官僚が赤裸々に書いたベストセラー群。読め ば、胸がすかっとすることが確実だ。

6 『お役人さま!』、廣中克彦著、講談社、1995年
都庁出入り業者が、実際の仕事を通して役所の問題点を書いた。

7 『墜落−ハイテク旅客機がなぜ堕ちるのか』、加藤寛一郎著、講談社、1994年
航空工学の専門家が、名古屋空港で墜落した中華航空機などのハイテク機の墜落 の問題点を解説した書。

8 『SEクライシス』、越川亘著、須崎一成画、オーム社、1992
SE(システム・エンジニア)とは何かを、一般の人にも分かるように解説しよ うとした書。かなり成功しているが、旧時代の開発方法や、片寄った考え方も見 られる。

9 『プログラマークライシス』、新寺修、東稜共著、須崎一成画、オーム社、1992
「SEクライシス」の姉妹編で、著者の周囲の「デキゴトロジー(週間朝日の連 載コラム、新潮文庫)」を目指したもの。しかし、かなり旧態依然としたレベル の低いプログラマの世界しか描いていない。現実のレベルの低さを強調している のかどうかは私には不明。

10『これでもあなたはパソコンを買うのか』、野沢豊著、新泉社、1995
陳腐化が激しいパソコンを一般の人が購入するとどういう運命をたどるかを説い たパソコン不買運動の書。

11『秋葉原コネクション』、島川言成著、アスキー、1994
秋葉原のパソコンショップの裏事情を綴ったエッセイ。

12『岸田孝一、Σを語る』、UNIXマガジン、1987年8月号

13『Σ計画の総決算--250億円と5年をかけた国家プロジェクトの失敗』、日経コン ピュータ、1990年2月12日号、日経BP

14『日本語情報処理 Understanding Japanese Information Processing』、Ken Lunde、 O'Reilly & Associates, Inc., 1993
コンピュータ上で最も普及している米アドビ社の和文フォント制作マネージャー が、日本語のコンピュータ処理について英語で書いた。日本国内でも、これだけ きちんと日本語情報処理をまとめた本は出ていない。 1995年夏に翻訳が出る予定。

プログラム開発の問題点を指摘した本は、ワインバーグ氏の心理学的分析に基づいたも のが群を抜いている。




最近では、小説家がパソコンやワープロを使うのは常識になってきた。さらに、パソコ ンネットに参加したりする挑戦的な作家も出てきた。元々文章を書くのが本職なので、パ ソコン通信を行なうと、コンピュータ技術者の稚拙な読み物と違い、すばらしい活躍をし たりしている。著名作家がパソコンなどに関する書物も出しているので、参考までにあげ ておく。

『電脳兄弟のパソコン放浪記』清水義範、清水幸範共著、朝日新聞社、1994年
『もとちゃんの夢日記』新井素子著、角川文庫、1995年
『俵万智のハイテク日記』俵万智、朝日文芸文庫、1995年


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