その他の読書感想文
書名 でっか字まっぷ 東京23区
発行日2001年1月1版 1刷
発行元株式会社昭文社
頁数新書判、156頁
定価1200円(本体)
ISBN4-398-64126-2

これは、本と言うよりも『地図』というべきであろう。だから、読んだというより、 使ってみての感想である。

東京を散歩しようとすると、未だにさっぱり道が分からない。適当に目標になる 高い建物を目指して歩いていっても、途中で行き止まりになったり、次第に道が 曲がってあらぬ所に出てしまうこと馬鹿りである。

もう、人生の過半数を東京で過ごしたことになるのだが、それでもこの始末である。 それで、詳しい地図で、持ち歩き可能なものということでこれを入手した。

23区内の周辺部が2万分の1、環7の内側が1万分の1という感じである。 散歩する可能性、あるいは仕事で動く範囲の多くは1万分の1の部分であり、 見開きで、幅2キロ弱、高さが1.6キロ範囲が見える。100メートルが1センチに なっている程度なので、さすがに詳しい。これで充分だろうと思っていた。

しかし、使って見ると、詳しいがゆえに困ったことがある。それは、ちょっと 移動すると、ページをめくらなければならない。東西の動きの場合は、単に紙を 1枚めくれば済むのだが、南北の動きの場合は大変である。何ページに続くとあ るのだが、ページが離れていると困る。とくに、斜めの道の場合、1キロも歩かない うちに、何度かページをめくるなんてことになったりする。

拡大、縮小自由自在の地図が欲しい。が、それはナビゲーションシステムその ものではないだろうか。Palmで、ナビゲーションができて、費用も安ければ使っ てみたいなとは思うが、とてもノートパソコン級では、散歩には向かない。

また、紙の地図の場合、できるだけ広い範囲を載せようとするため、隣接する 地図との重なりがかなり少なく押えている。横方向30メートル、縦方向60メートル を各区分の周りにつけているが、やはりちょっと少ない。

それにしても、丁度良い地図というのは難しいもののようである。

では、これから、この地図を持って、どこかに散歩に行ってみよう。


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