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印刷した文字が消えるプリンタ

1995年10月23日

今日は、「印刷した文字が消えるプリンタ」という、お化けプリンタのお話 です。

どうしてもポストスクリプトプリンタを使いたいということで、色々な機種 を比較検討しました。ただ安いというだけではいけません。嘘を印字するプリ ンタも世の中には多いので、正しい印字をするプリンタというのが選択の上で もっとも重視しました。もちろん、買えない程高いプリンタではいけません。 何しろ私達は貧乏なので、正しい印刷を行う限り、出来るだけ安いプリンタに しようということになりました。

そういうことで、最終的に選択されたのが、OKIの MICROLINE 400 PS II です。秋葉原価格で約10万円です。価格の割には、結構機能の高いものであ ります。一番優れているのが、『アドビシステム社純正ポストスクリプト』が 搭載されていることです。ご本家のソフトウェアがのっているので、一番問題 が少ないと思われることです。

以前、他社のとても高価なポストスクリプトプリンタを使っていたら、もう ソフトの問題がいっぱいで、正しいポストスクリプトを送ってもエラーが起き たりして、まいってしまったことがあったので、アドビシステム純正には極め 高い価値があります。

ということで、OKIのプリンタを買うことに決めて秋葉原をぶらついてい たら、よりにもよって、マイクロラインのそれもPSプリンタのキャンペーン を、LAOXのMAC館でしているではありませんか。LAOXは価格設定が 高めなので、普通は調べるために行くだけなのですが、さすがキャンペーンだ けあって、10万円以下で売っていたので、その場ですぐに買ってしまいまし た。

もちろん、重いので、非力の私には持てないので、配送してもらうことにし ました。

さて、届いてから、さっそく、PC−9801や、Linuxにつないで、正常 に動作することを確認しました。さらに、MACにも繋いで動かしました。非 常に便利のいいことに、Linux側と、MAC側からどんどん勝手にデ−タを送り込 んでもちゃんと印刷できました。もう、完璧と言う感じ。

さて、そうして使っていたのです。しかし、ある日、仲間が、このプリンタ で連絡簿を印刷して、さて、電話を掛けようとしたときです。肝心の相手の個 所が全然読めません。紙がちょっとシワシワになっていたのですが、その個所 のトナ−が剥がれ落ちてしまい、なんて印刷されていたか分からないので、電 話が掛けられませんでした。

その話を聞いて、私も確認してみました。このプリンタで印刷された紙にシ ワをつけて戻すと、その個所のトナ−がきれいに落ちるではありませんか。太 線を印字して、その線に沿って折り目を付けて戻したりすると、きれいに落ち ます。

ものは試しと、他のメーカーのプリンタで実験すると、若干は落ちるけれど も、文字がボロボロと落っこちるようなことはありませんでした。

もしかして、我々が購入したのだけがおかしいのかと思い、OKIのプリン タを大量に導入しているところで聞いてみると、OKIのMICROLINEは、どれ もそんなもんだと言われました。OKIのプリンタで出力したものをコピー機 で大量にコピーすると、自動紙送り機構を通過すると、まるで紙を鉋で削った ようになるとまで言われてしまいました。

「エーン、エーン、そんなこと知らなかったよー」というのは後のまつり、 みなさん、気をつけましょう。

OKIのプリンタは、印刷関係の部分の出来は、はっきりいって、不出来で すが、アドビシステムの純正ポストスクリプトが載っているので、その点だけ は充分に高い点を与えることができます。まあ、最終出力に使うには難があり ますが、確認用の出力が中心の私には、まあ、若干問題になる程度です。


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