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あきれた電気工事

1995年11月1日

今日から11月です。HTMLの勉強を始めてから、1ヵ月余りが過ぎまし たが、もう年ゆえ、新しい技は身につきません。それで、仕方がないから、内 容で何とかしようと、本日、また、下らない話を追加します。

今私がMuleでこの文章を打ち込んだり、個人様の素晴らしいページ(企業の ページは、どこも脳が無くてダメだな)を見ている場所、部屋についての話で あります。

この部屋、東京の都心部にほど近い、東急沿線の駅の真上にあるビルの、マ ンションの1室であります。マンションと言っても、事務所用になっていて、 かなり大きめのワンルームマンションです。

まあ、こちとらはコンピュータを何台も使うので、電気と電話だけはちゃん と確保しておかないと、何にもできなくなってしまうので、電気の容量を60 アンペアに上げてもらった。こう書くと、簡単に60アンペアになったと思う であろうが、これが実は大変面倒なのであった。

このビルは、けっこう管理もしっかりしている方であるが、それでも電気と か電話などに関しては、マンション各室30〜40アンペア、電話は1回線と いう基準で設計されているのであります。こういうものは、建築の設計の段階 で、将来の増設のことをちょっとだけでも考慮しておいてくれると、将来に渡っ て使いやすいビルになるのであるが、まあそんなに頭の良い建築設計屋はいな いのである。建築後、鑿岩機で床に穴を開け、新たに電線を引きまわすなぞす ると、あっというまに何百万もかかってしまう。

おっと、話がそれすぎた。ここのオフィスの電気容量のアップには、あちこ ちの、話の通じない人々に、何十回も同じ話をするという、ただただ疲れ果て る作業の末にやっと上げてもらえたのである。

まあ、普通なら、これで電気も充分であるので、ブレーカが『ガシャン』と かいって落ちることはないだろう、と安心しておった。

実は、この部屋には、常時10台くらいのコンピュータ(Mac系とDOS/ V系のくせに中身Unixというやつ)がだいたい、24時間連続運転してい る訳なのである。まあ、インターネットにもちゃあんと繋がっている(だから、 皆様方もここに入ってきて、只今読んでいるのです)のであるから、電気が来 なくなるのは、大問題なのである。

で、部屋の説明に戻ろう。けっこう大きな部屋なので、その周囲の壁にはコ ンセントが10個以上埋め込まれていた。まあ、コンセントの量としては充分 であろう。並の蛸足配線で事が足るであろうと思っていた。

それで、電気容量も上がったし、とりあえず電気の心配はしなくても良くなっ たと思い込んで日々暮らしていた。

でも、部屋の電気の経路が若干気にはなっていたので、コンピュータを止め ても問題にならない休みの日に、全部を止めて、全てのコンセントとブレーカ の関係を調べることにした。

配電盤には、まず60アンペアのブレーカがあり、それから20アンペアの 各枝ごとの小さなブレーカがついている。小さなブレーカは8個あり、このプ レーカを、切ったり入れたりしながら、各コンセントとか蛍光灯とか、その他 部屋にあるあらゆる個所にあるコンセントについて調べた。

それで、分かったんだよね。6番のプレーカに『コンセント』という文字が 書いてある意味が。

部屋にある、ほぼ全て(台所以外の全て)のコンセントが6番のブレーカに つながっていたのであった。ということは、10台のコンピュータとレーザー プリンタ1台が、全く同じ回路になっていたのである。さらに、掃除器とかそ の他部屋で使う電気製品全てが同じになっていたのである。

オー、何と、今までブレーカが落ちなかったのが不思議!!

というところであった。今は、もちろん変更している。コンピュータだけで2 つのブレーカを使い、6番の『コンセント』には、レーザープリンタのように、 いつ落ちても被害の無いものだけをつないでいる。

みなさん、部屋の電気の配線がどうなっているか、ちゃんと調べておきましょ う。コンピュータ技術者たるもの、電気工事を決して信じてはいけません。図 面も信じてはいけません。実際の配線だけが真実です。


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