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ポストスクリプトプリンタに嫌われる

1996年1月30日

もう2年くらい前から標準のプリンタはポストスクリプトプリンタを使って いる。なんたって、 拡大縮小自由自在であるし、TEXなどの対応も良い。 さらに、印刷に至っては、ポストスクリプトファイルで渡せば、そのポストス クリプトを用いて、そのままフィルム出力され、雑誌なり本なりに図などが、 こちらが用意した通りに出る。こちらが間違えた図を用意すれば、寸分の狂い もなく間違えた図が出てしまう。

最初に使っていたのは、キヤノンの馬鹿高いポストスクリプトプリンタであっ た。まあ、仕事の関係で、ポストスクリプトプリンタが必須であったので使い 始めた。SPARCからシリアルで繋いでいたから、ポストスクリプトデータをプ リンタに送るのに、大層な時間がかかってしまい、イメージのプリントアウト などしようものなら、もうどのくらい昼寝をしていれば良いのかと思うくらい であった。

まあ、遅いだけなら、まだ我慢できる。遅いのはプリンタのせいではなく、 シリアルで接続するのが悪いからであった。

気に入らなかったのは、ポストスクリプトをghostviewで画面表示すると、 いちおう表示しているにもかかわらず、しばしばエラーで止まってしまうこと であった。

しかし、そのうち、馬鹿高い、キヤノン純正のポストスクリプト展開エンジ ンの載ったプリンタを使用しなくなった。あるいは、できなくなった、と言っ た方が正しいか。

それで、もう、ポストスクリプトプリンタは、絶対にアドビの純正エンジン を搭載したプリンタ以外は絶対に絶対に嫌だと思い、 秋葉原をうろついていたら、沖のMicroLineのポストスクリプト対応機種が売っ ているので買って来た。でも、これには、正しいポストスクリプトを勝手にエ ラーにしたり、嘘を描くなんてことはなかったが、 別の問題を起こしてしまった

でも、まあ、使用(=試用)には耐えるのである。どうせ、綺麗な出力をす るときにはどっかの出力センターなりへ行ってすれば事足りる。

もっと困ったやつが、SPARCである。まず、私が作るポストスクリプトファ イルの殆どをエラーにしてしまうのである。要するに、いくらプリンタに送り 込んでも、ただただ、「エラー、エラー、エラーだよ〜」てなもんで、一切私 のポストスクリプトの出力を拒むのである。さらに、描く絵に嘘まであるので あった。

しかし、UNIX屋さんへ行くと、けっこうSPARCprinterが置いてあり、かつ、 それしか無かったりして悲惨なことになる。ポストスクリプトファイルのデバッ グをおっぱじめなければならなくなってしまうのである。ポストスクリプト言 語なんてのは、およそ人間がプログラムするための言語ではないので、これで のデバッグは目茶しんどい。

正確に言うと、SPARCprinterが悪いのではない。どうせSPARCprinterは脳無 しで、ポストスクリプトを解釈するのは日本語NeWSprintというソフトであり、 アドビのではない。要するに、SUNが勝手に作り上げたソフトなのだろう。

まあ、サンのプリンタにこれほど嫌われるのは、きっと 『コの業界のオキテ』 の祟りに違いない。

てな訳で、アドビの純正以外では、ことごとく嫌われている。でも、最近は、 アドビの純正エンジンを、あちこちのプリンタメーカが採用するようになって、 これからは幸せになれるかもしんない。


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