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インストール三昧

1996年2月15日

今まで、主に、非常に古い、パソコン化石時代の話ばかりしてきた。年寄り が、昔の話ばかりをするようになったら、もうそろそろおしまいである。とい う訳で、私はそうなってしまうには、まだちょっと早いと思うので、近頃のパ ソコンとの付き合いについて今回は書いてみようと思う。

さて、私は、どっかに書いておいたように、Linuxユー ザである。こうなってしまったのは、貧乏で、高価なコンピュータや高価なソ フトを購入する余裕がないからである。

だから、パーゲン品のDOS/Vマシンに、本に附属していたLinux OSを入れて 遊んでいた。遊んでいるうちに、Linuxのパージョンはどんどん上がってしま い、いろいろ不都合が発生するようになってしまった。たった半年前にインス トールしたばかりのOSがもう古いとは何事か?

それで、まあ、無い金を集めて、 LASER5版のLinux のCDを購入し、インストールした。まあ、いつものことながら、インストー ルというのは面倒だ。すでにLinuxをインストールして遊んでいる技術者の指 導の下、やっとある程度調整も行ない、動作するようになった。

それからが大変である。いままで、細々と、長年かけて作り上げた自分のプ ログラムを動かしてみたら、だいたいが動かない。それで、仕方がないので、 CやC++で作ったプログラムを再コンパイルしてみた。すると、gccが変わって いて、コンパイルエラーが出て来るのである。

それで、ソースをいじって何とか動作するようにしたが、結構大変であった。 まあ、殆んどは、チェックが厳しくなっていて、いい加減な書き方をしたとこ ろを厳しく糾弾されただけであったが、何しろ記憶力が悪いので、自分の作っ たプログラムでも、何が何やら分からず、他人のプログラム以上に悩んで修正 し、何とか動作まで持っていった。

それから、年寄りにとって、画面上で長いREADME、それも英語のなどを読む のは苦しい。で、ちょいとプリンタに出そうとかしたら、ポストスクリプトへ の変換フィルター(a2ps)が無いので、他のマシンから盗んで来た。

それから、最近はGUI関係のプログラムは全部Tcl/Tkで作成していたので、 そのあたりのプログラムも動かしてみたが、やはり動かない。特に、Tkの方は、 バージョンが3から4へと変わったので、パラメータなんぞがごちゃごちゃと 入れ替わっていて、もう頭はパニック。やっと半年かけてTkのプログラムの作 り方を覚えたのに、もう一度学習のし直しだ。老体には応える。というわけで、 アプリケーション1本を書き換えただけで、休憩状態である。ま、残りのアプ リケーションは、必要になった時に、ちょちょいと書き換えることにしよう。 今は、インストール遊びの方が優先である。

さて、インターネットで遊ぶためには、ネットスケープが必須である。それ で、ネットスケープの最新版も取ってきた。もちろん、Version 2.0 だ。αと か、βとか邪魔なものはついていない。これは何とか自力で取ってきて、イン ストールまで行なった。もちろん、Linux版である。

で、若い連中の声を聞いていると、これからはJAVAだという。何だか良く分 からないので、とりあえず近所の本屋へ走って行き、たった1種類しかなかっ たJAVAの解説書を 買って来た。で、ネクタイを締めて、電車の椅子に深く腰をかけ、しかつめら しい顔をして読んでいる正しいサラリーマンの真似をして、私も電車の往復に 読んだ。で、最後まで目を通したら、何も書いていないことが分かり、腹が立っ てしまった。

やはり、インターネットのことはインターネットで調べるに限る。というわ けで、千里眼を 使い、古今東西にどういうことが行なわれているかを調べた。すると、あるで はないか、LinuxでJavaプログラムを開発するための情報が。それで、早速、 Java開発環境を手に入れ、わがLinuxマシンにインストールした。さすが、そ のままでは動かなかったが、丁寧な解説には、トラブルの解決方法まで書かれ てあり、その通りにしたら、ちゃんと動いてしまいよった。

これが、最近苦しんだインストールの話である。世の人間、とりわけ私の周 囲にいる人間、大体がコンピュータ技術者らしいんだが、そういう人々は、イ ンストールが大好きである。だが、私はそういうのが大の苦手だ。せいぜい、 こっそりインストールをし、まだ他の人々が使いこなせない間にこっそり勉強 し、ニタニタしながら、悦に入るくらいが私の能力の限界である。なのに、周 りの人間達は、私もインストール大好き人間だと誤解している。困ったものだ。


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