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のろわれた日々/インターネットは認知されず

1996年5月10日

どうもこのごろ、ろくなことが起きない。要するに阿呆なトラブルがいっぱ い発生する。神社にでも行ってお払いを受けて来なければならないか。そう言 えば、私の友人には代々宮司をしているのがいる。なにしろ代々やっているも ので、大変に長い。小学生のとき、家系図を書いて来る宿題が出たそうだが、 あまりにも家系図が長いので大変だったそうである。

我が生まれ故郷の岡山県吉備の国に は、太古の昔から文化が発達していて、由緒正しき神社が並んでいる。友人の 家は、その中の一つの神社の宮司を代々やっているので、京都などの新参者と は訳が違う。奈良時代からの家系図がちゃんとあるというから、もう滅茶苦茶 大変なもんである。

話を戻す。まず、昨日と本日、ネットワークセンターという私のホームペー ジが置かれているところのマシンがおかしくなってしまい、皆さんは私の楽し いページを訪れることができなくなってしまった。

原因は、電源のファンが駄目になったのである。ファンの回転が止まって、 コンピュータ内部の温度がガンガン上昇してしまい、あちこち壊れまくったの である。昨日は原因が分からなかったのであるが、本日のトラブルで原因がファ ンにあることが判明した。

もちろん、ファンを取り出して、修理して、もう一度つけ直すなんてセコイ ことはしてはならない。もちろん、このコンピュータのケースも電源も台湾製 である。まあ、コンピュータと言えば台湾製に決まっているようなご時世だか ら、まあそれはよい。でも、だからこそ、だめになったものは、ばっさり捨て るに限る。

そういうことで、偶然いあわせた私も秋葉原までの楽しい買い出しツアーに 付き合った。普通なら、秋葉原へ行った日は、必ず 無料のインターネットカフェ に立ち寄るのであるが、一応急いでいるので今日は寄り道はしなかった。

地下鉄の末広町駅で降りた。何も、秋葉原へ行くのにJRの秋葉原で降りる 必要はない。他にもいくつも最寄り駅はあるのだ。なにしろ、末広町駅は、末 広町交差点の真下にある駅である。そして、いうまでもなく、その交差点に向 かってそそり立っているのがΣのビル、つまりΣ計画のビルである。

悪名高きΣはどうでもよい。悪夢と思って忘れるべきことだ。そこからちょっ と歩いたところに、OS−9が育った地がある。日本での生誕の地は秋葉原で はなく、東京のちょっとだけ西の地である。

とまあ、そんな思いを抱きながら、秋葉原を歩く。何しろ、昔から秋葉原な んて電気音痴の私には縁もゆかりもない恐ろしい町である。だから、秋葉原を 知り尽くした人2名についてノコノコと行った。

最近は、DOS/Vショップ全盛だね。ちょっと行かなかったら、あるいは ちゃんとさ迷わなかったら、知らないところにボコボコと店ができている。今 や道に面した1階の店で買うなんてのは通のすることではないらしい。わけの 分からぬビルの中をめぐり、これはと思う商品を捜し歩くのが、DOS/Vショッ プ買い出しツアーである。

今日は、コンダクターに恵まれ、「えー、こちらは某台湾系のアンテナショッ プでありまして、云々…」という感じで、ガイドを聞きながら歩くことが出来 き、満足の一日であった。

ところで、私は今東京脱出作戦のまっただ中である。それで、 一昨日も書いたようにゴミ出しをした。す ると、どうだ、ゴミを集めてくれない。事業のゴミではなく、個人の出したちょっ としたゴミなのに何でや????、と思った。きっと、毎回ゴミをじゃんじゃ ん出しているので、嫌われたんだ。どうしよう。まだまだこれからもゴミをいっ ぱい出す予定なのに、困ったなあ。でも、しかたがないから、今朝も、ゴミを もう一度ゴミ置場まで運んだ。

ゴールデンウィーク明けで、ゴミが多すぎて回収できなかったのがゴミが放 置された理由だと分かった。まあ、これで、なんとか、またゴミを出せる。助 かった。

さらにその前、東京脱出作戦のために銀行から金を借りなくてはならなくなっ た。まあ、最寄り駅が4駅もある泣けるほど便利なところで、さらに中古とき ているのに、まあ私の乏しい財力では現金決済という訳にもいかず、21世紀 にならないと払い終えることができないような2世紀に渡る長期ローンを組む ことになった。

それで、不動産屋に言われるまま、ローンの申込をした。申込書には、職業 について詳しく書けとある。それで、「インターネットをやっているんですけ れど」と言うと、不動産屋は「それは時代の最先端、最高の職業ですなあ」と いうことで、とんとん拍子で話は進んだ。

で、次は、銀行の番である。まあ、不動産屋の指示どおりに申込書に書いた。 しかし、指定銀行は、担当者が来て、 「インターネット。一体それは何じゃい。そんなもん知ら ん」と言われてしまった。でも、まあ、申込はしてください。一応調 べてみますから、とは言われたが、そういう得体の知れないことをやっている 人間には貸せんということでボツ。

指定銀行は、インターネッ トのホームページも持っているし、確かデジタルキャッシュの研究にも参加し ている筈である。まあ、没になったのは私が貧乏だからであろうが、それにし ても「インターネット。一体それは何じゃい」というのが、実態なんだろうな あ。

まあ、この銀行に限ったことではなく、殆どの企業がそうなんだが、企業と してはインターネットをやっていますと広告したり活動しているくせに、その 企業内部の人はぜ〜んぜんインターネットという言葉さえ知らないのが多い。 そう、皆の者、

インターネットはまだ認知されてない。

ということを頭にしっかりと入れておかなければならない。

まあ、お金の方は、畳の下、屋根裏、箪笥の中、子供の貯金箱、その他あち こちからかき集め、それでも足りない部分は、別の親しい銀行へ行って都合を 何とかつけた。でも、やはりローンは21世紀にまで伸びてしまった。来世紀 が恐い。


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