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引越憤戦記3号/天井の大型蛍光灯が落下

1996年6月4日

今日は、もう呆れ果てて、口をアングリと開け、そのまま閉まらず、顎が床 に落下し、粉々に砕けてしまうぐらいの話である。

今、引越しの準備で忙しい。昨日、蛍光灯が古くなっているのを確認して、 新しい蛍光灯を10本買い込み、夜マンションまで行って来た。

子供部屋の蛍光灯と、寝室の蛍光灯10本を交換しようというわけだ。各部 屋に天井に取り付ける結構大きな照明器具がついている。狭い部屋に不釣り合 いな立派というか、大きな、20Wの蛍光灯が5本も入るやつである。部屋を 大きくするには大変なお金がかかるが、蛍光灯を大きくするには、ちょっぴり のお金がかかるだけである。

その前日、つまり、日曜日に、踏台を買って持って行った。蛍光灯を替える ためもあるが、高い所にある収納に物を出し入れするために必要になるに決まっ ているので、頑丈で、大きくて、畳むとコンパクトで、デザインもすっきりし たのを買った。高かっただけあって、踏板の部分が広くて、安定している。

さて、その踏台に上がって、照明器具のカバーのロックを外した。カバーは、 一辺に町番が2つついていて、反対側をロックで止める、ごく普通の仕掛けで あった。それで、ロックをグッと押した。そうして、町番の辺を軸にしてフタ がわずかに回転する。と思ったのだが、予想は外れた。

あ、あれ〜っ、あわわわわぁ
ズドーン、ガシャーン、バリーン

というようなけたたましい音がして、それから静かになった。

一体何が起きたんだ。一瞬、自分でも分からなかった。照明器具の蓋が床に 落ちてしまった。カバーのプラスチック部分は割れて、床に飛び散っていた。 枠は鉄で出来ていて、床に角がぶつかり、逆3角錐状に深さ1センチ以上の穴 が開いてしまった。折角奇麗な床だったのに、クソーッ。

そう、カバーが外れて落ちたのだ。で、よく調べたら、どうも町番の部分の ロックをしてなかったようだ。これでは、いつカバーが落ちても不思議はない。 今まで落ちなかったのが不思議なくらいである。下を歩いていて、頭の上に落 ちて死んでも仕方がない状態だった。

同じタイプの照明器具があと2個あるので調べたら、やはりしていなかった。 それで、おそるおそる蓋を開け、町番のロックをした。

さらに、この天井に取り付けている部分もおかしいのである。天井との間に すき間ができている。それで、ドライバーでネジを締めようと思ったが、力を 入れなくてもぐるぐる回ってしまう。全然止まっていないではないか。

ネジを全部調べたら、一部のネジは確かに効いているようだった。天井は、 板は板でも、木の板ではなく、石膏みたいな耐火性の、叩くとズボッと穴が開 いてしまうようなやわな板が使われていた。これじゃ、ネジが止まる訳がない。 一体どういう工事していったんじゃい。

さて、この落ちた部屋と、もう1つの2部屋は、売ってくれた時に、持ち主 が壁紙を張り替えてくれたところである。落ちなかった方の部屋は、壁に穴が 開いていたので、それを塞ぐときに壁紙も張り替えてくれる約束であった。カ バーが落ちた方の部屋は、張り替える約束はなかったのであるが、売り主の方 が親切な方で、わざわざ張り替えて奇麗にしてくれたのである。感謝、多謝。

さて、どこのどいつがこんないいかげんな工事をしたのか見つけなければな らない。それで、今朝、仕方なく、近所に住んでいる売り主の家へ訪ねていっ た。それで、わざわざカバーが落ちた現場まで来てもらって、実情を説明した。 もちろん、売り主が悪いのではなく、無茶苦茶いい加減な工事をした、壁紙屋 が悪いのである。

聞くと、どうもプータローみたいな兄ちゃんがやってきて、壁紙を張り替え ていったそうだ。まだ、工事をしてから1ヵ月もたっていないくらいなのに、

「あの兄ちゃん、まだ仕事やってるかなあ」

なんて、とんでもない話をしてくれる。現場まで、奥さんと、子供(都内有 名私立大学の大学院に行ってらっしゃる才媛)が来て、そんな話をしている。

まあ、あまりのことに、売り主の方も、呆れ返って、恐縮しきっている。とっ ても遠いので、工事の間中、部屋へ行って立ち会うとかする暇もない。それで、 大変申し訳なかったが、売り主の方に、改修工事の方を依頼してしまった。

それにしても、こんな馬鹿なこと、生まれて初めてだ。もし、頭の上にでも 落っこちていたら、今後、このページは永久凍結状態になっていたかもしれな い。南無阿弥陀仏。くわばら、くわばら。


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