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質感を出す撮影方法の秘訣

1996年7月4日

もう7月になってしまった。6月は引っ越ししていたので、あわただしいう ちに勝手に終ってしまった。皆様からのアクセスも、そのドサクサの間に激減 し、もうこれは読者は減る一方かと思っていたら、7月に入り盛りかえしてき ている。

先日秋葉原でメモリを64MBも衝動買いしたのであるが、先週の日曜日、 フラフラと家族で秋葉原まで行って、家庭電化製品を購入した。妻が喉が乾い たと騒ぐので、ちょうど近所にあった 無料喫茶店 で喉を潤しました。まあ、ついでに、愚息がインターネットに触りたいと かいうので、そこでちょっとだけ遊びました。宇宙の事とかが見てみたいなど と生意気なことを言うので、 有名な天文研究家 の長谷川氏のページに入って画像あさりをしたり、ついNASAとか、アリゾ ナとか、あちこち散歩を手伝わされて、足腰が疲れた。

愚息にとっては、初めての本格的なインターネット体験であったが、まあ最 初に30秒か1分か位教えただけで、後は勝手に何処でも押してみろ、変になっ たら何とかするから、と言っていたら、スーファミのノリであちこちのリンク に飛んで行き、勝手に遊んでいた。

そういうこともあって、愚息用のパソコンをついに購入しようかと決死の覚 悟をしているところだ。まあ、無料喫茶店はH社系のところなんだが、まあ必 ずしもH社のDOS/Vマシンにこだわってはいない。もちろん、愚息に寄贈して くれる奇特なメーカーでもあったら、使わせないこともないのであるが。

それにしても、周りの人間ときたら、秋葉原で適当にボードなどを調達して、 DOS/Vマシンを愚息に組み立てさせよう、なんて勝手な企画を立てている。し かし、そんなことをしていて、周りの人間のようになったら恐ろしいので、ソ フトが一杯ついている出来合いを買って来て使わせようかとは思っている。

狭くて遠いマンションの部屋の凹凸とぴったり合うサイズのマシンを見つけ るのはなかなか難しい。

さて、話は唐突に変わる。

前前回の『つれづれノート』の写真写りが 非常に良いので、どのようにして撮影したかを教えて欲しいというメールを頂 いた。それで、今まで、どのようにして、いろいろな絵を作成しているかを公 開することにしよう。

まず、重要な条件は、『貧乏である』ということだ。だから、たいした装置 も、ソフトウェアも何もない。本当に情ない程哀れな装置とかがあるだけだ。 後は、若干の腕と、長過ぎる経験と、ボケかけた脳味噌くらいのものだ。それ でも、それらを総動員すると、まあまあの絵をつくることができる。

存在する画像処理装置で、いつでも使えるものといったら、スキャナーが1 台存在するだけである。デジタルカメラとかの高価な装置は欲しいのだが、誰 かが携帯して来た瞬間だけ利用できる。

スキャナーは、解像度が他の装置、たとえばデジタルカメラに比較して非常 にドットを細かくできるのである。スケーリングもかなり自由にできる。スキャ ン時に調整することもできれば、取り込んだ画像データをあとでいじることも 可能である。

このスキャナーは、私のLinuxマシンではなく、部屋の反対側の遠く離れた ところにあるMacに繋がっている。それで、絵を取り込みたい物を持って、Mac のところまで歩いて行って、スキャナの上に置いて読み込んでいる。王冠も、 ニッパも、ラジペンも、その他いままでに取り込んだお土産とかも全部スキャ ナのガラスの上に並べて取り込んだ。

スキャナはHPの ScanJet 3c とかいうやつである。実はこれ、初期不良で あった。K氏が急いで買って来たのである。体力のあるK氏は、重いのをもの ともせず、店からかついで電車をのりついで持って帰ってすぐに使おうとした が、全然動かなかった。皆であれこれ調べたのであるが、結局まるで動かない ので、すったもんだの挙げ句、やっと交換してもらった品物である。新しい方 は、もちろん一発で動いた。

ちゃんとコンピュータを知っている人間を相手にするときには、メーカーと か店もちゃんと対応をするように。店やメーカーの者より詳しい人間も世には びこっているんだから。

さて、そういう因縁のスキャナーで取り込んだ絵は、気に入らなければパラ メータを変更しては再取り込みをし、気に入るまで繰り返す。しかし、スキャ ナというやつ、ガラス面のどこに物を置くかで色調が相当異なる。周辺部はど うも色の出が悪い。全部が濃いカラーの場合にはごまかしがきくが、明るい色 とか、同一色が広がっている場合には難しい。

まあ、そうやって、tiff ファイルをつくり、私のLinuxマシンまでもってく るのである。もちろん、ネットワークを利用して持って来るのである。そうし て、Linux に持って来たtiffの絵を、xv で加工するのである。まあ、私は面 倒くさがりであるので、単に gif ファイルに変更するくらいである。もちろ ん、私のマシンは80MBのメモリを積んではいるものの、画面、つまり色数 は情ないほど少ない256色であるので、普通は減色している。まあ、いろい ろ頑張っても gif では色が変になってしまう場合には、jpg ファイルにして いる。

つまり、私の画像処理は大したものは何も使用していないのである。 巨大1600万色フルカラー表示装置を1 5年も前に使用していた我身としては、情ないことこの上ない状態だ。本当に 落ちぶれてしまったものだ。


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