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パソコンデスクを買ったら郷里の産

1996年7月24日

やっと身柄拘束を逃れて、昨日東京へ逃げ帰ってきたところである。だが、 まだ家の方は、引っ越しの後遺症が激しく、電気屋にクーラーの据え付けをお 願いしていたら、確かにクーラーの方はちゃんと動くようになったが、別のコ ンセントは電気が来なくなったり、もうハチャメチャである。

この原因は、実はクーラーを据え付けに来た電気屋のせいではなくて、中古 マンションの電気工事をした工事が杜撰だったのが原因である。それは、ブレー カーが並んでいる配電盤の蓋を外した時、「なんじゃ、この配線は」と思うよ うな状態だったので、十分予想できていたことである。それ以外にも、配線は 無茶であったので、妻に電気工事屋を呼んで、やり変えさせるように指示して おいたのであるが、とにかく雑用が多く、今だ工事はできていないが、遂に台 所のコンセントにも電気が来なくなってしまったので、至急やらざるを得なく なった。

それにしても、どこのどいつが、こんな工事しかしない奴に電気工事士の免 許など与えているんじゃい。これでは、英語の理解できない人間に英語教師の 免許を与え、それを採用している文部省およびその傘下共と大差がないではな いか。

さて、パソコン買ったことを以前書いた。とりあえず、どこのでも良かった のであるが、 数十年長持ちした東芝製電気釜 にあやかって、BREZZAを買った。もちろん、貧乏だから安い方である。それ でも、メモリだけは何とか多くないと困るに決まっているので、別の安い店で 16Mを2枚買って、総計48MBにした。

このパソコン一式であるが、置場所が無かったので、愚息の机の上にとりあ えず置いていたら、机の上がパソコンに占領されているので、勉強が出来ない とか言って、全然勉強をしない。

という訳で、パソコンデスクを買ったのではなく、パソコンを買いに行った 時、同時にパソコンデスクも注文していたのであるが、到着がぐ〜んと遅れて、 やっと昨日届いたのである。それを今朝、組み立てたのである。

しかし、その前に、本箱の移動という作業が必要なのであった。エアコンを 付けたので、本箱の位置を最終予定位置に移動しなければならない。しかし、 そのためにはオンボロ整理ダンス(下手に持つと空中分解する)を移動してお かなければならない。しかし、その整理ダンスを移動するためには、そのため の場所を確保する必要が有る‥‥‥‥

そもそも、この移動は、明日、新宿のIデパートで、衝動買いしたベッドを 部屋に入れてもドアが閉まるようにするために、本箱を移動しなければならな いのであった。そのためには、壁に取り付けられていた古いエアコンを、まだ 買って数年にしかならないキョンキョンエアコンと取り替えた訳である。その とき、ちょっとでも部屋を広く使えるようにと、設置位置を微妙に動かしたの である。

実は、このベッドも問題を起こしてくれた。あまり誰も買わないような変な 物を注文したから、物がどうしても揃わないということで、マットレスがない という。それでも、作っているから、後日注文の品を届けるという。ついては、 それまでの間、別の物をお貸しするから、とりあえずそれを使用して下さい、 と言って来た。何度も来てもらうと面倒ではあるが、まあ、わざわざ売場の総 責任者から電話があった。Iデパートの向かいにある 某Mデパートとの対応の違いに妻は感激し、 「そこまでしてくれなくても」と言ったそうだが、是非代わりの品を、注文の 品が出来るまで使ってくれというのに押し切られてそうだ。

ようするに、全ての物の動きは、他の物の動きに制約を受けているのである。 本当に狭いマンションに住んでいると、こういうことに滅茶苦茶苦労をするの である。まるで、スライドパズルをやっているようだ。パズルなら、駒は指先 でスイスイ動かせるのだが、家具の配置替えは重労働だ。

そういう移動を朝っぱらからやっていて、やっと昼前にパソコンデスクを組 み立てられる空間を確保した。それで、箱に目をやると、なんと、発送元の住 所は、岡山県倉敷市児島稗田(ひえだ)となっているではないか。これって、 私の郷里のごく近くではないか。そういえば、その会社の内情なんかは、よく ちらほらと耳に入ってくる。それなら、なにも、秋葉原で買うなんてことをし なくったって、その会社で実際にパソコンデスクの設計をやっている人間の友 人とやらは良く知っているので、身柄拘束の間に抜け出して、ちょっと安く分 けてもらうんだった。あ〜ぁ、店を儲けさせただけ損をした。

んでも、まあ、愚息と一緒に秋葉原を歩いて、パソコンやパソコンデスクを 買ったことが重要なんだと、無理矢理自分を納得させている。

さて、組み立てであるが、まあ私は物を組み立てたりするのは苦手である。 だから、じっくりと説明書を読んで組み立てようと思ったが、やはり説明書と 実物には多々相違がある。まあ、どうみても設計した人が書いたとしか思えな い組み立て説明書であった。設計した以外の人が実際にこの説明を見れば、実 物と違うことはすぐに分かるであろうし、どこが分かりにくいかはすぐに分か る筈であるが、まあ、素人に実際に説明書だけを与えて組み立てさせて文句を 聞いてみるなどという、マニュアル制作の基本を守る人間はまずいない。

というわけで、マニュアルはマニュアルということでその辺に置いといて組 み上げた。もちろん、ちゃんと一度は間違えて、組み直した。でも、マニュア ル以上に気になったのが、精度の問題であった。確かに棚板などは正確であっ たが、両側の鉄枠は結構いい加減な角度で溶接されていたりして、「なんじゃ、 これは」と思ってしまった。

なにしろ、このパソコンデスクのメーカーは、地元水島の三菱自動車などの 下請けをしているところで作らせたりしていることも聞いていたから、精度に 厳しい自動車業界のノウハウがパソコンデスクにも生かされているかと思った らそうでもなかった。

でも、全部のネジをギュッと締めたら、しっかりしたから、まあ大丈夫だろ う。それで、パソコン一式と、今まで出していなかったプリンタも置いてみた。 そして、ゴロゴロ押してみたが、問題はなさそうだった。

それにしても、このパソコンデスクは、その小ささ故に買ったのである。東 京のマンションは狭い。とりわけ、わが中古マンションは狭い。本箱だって、 小さい方すら入らなくって、ぶっこわして入れたくらいである。だから、子供 部屋とリビングの間をなんとか通過できるパソコンデスクを捜して、やっと購 入したのである。

プリンタは、普通の方向に置くと、はみ出してしまうので、90度回転させ て置いた。紙はパソコンデスクの横から出入りすることになってしまうが、と にかくパソコンデスクの上に載っているのであるから、まあいいであろう。と りあえず、ただでもらったプリンタケーブルを繋いで、愚息が入れた乱太郎の 文章をプリントアウトしてみた。

住いが狭いと、生活全体がスライドパズルだよ〜。


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