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続・引越憤慨記

電気工事屋に電気製品を次々と壊される

1996年8月2日

もう8月になってしまった。早いもので、引越しから1ヵ月半が過ぎたが、 仕事をする暇もないくらい、トラブルが連続している。

さて、昨日は、「2000年問題」で朝日新聞社が取材に来た。俗世では、 2000年問題を起こすようなとんでもないプログラマが存在していて困った ものだと問題になっているらしい。

2000年問題というのは、2000年の1月1日午前零時になると、今ま でなんの問題もなく動いていたプログラムが、突然異常動作を始めたり、停止 したり、様々な問題を起こすことである。まあ、西暦の下2桁だけを日時の判 定などに利用して起きる問題だ。

偶然、この問題を取り上げていたテレビ番組を見てしまった。変なソフトハ ウスに発注したために、こんなことになってしまった。今度は社内の情報部門 で、きちんとやらせるんだ、とわめいているのが写っていた。プリンタ用紙を 山のように出して、赤ペンか何かで修正箇所を記入しているのを自慢気に写さ せていた。

私は、その画面を見て、「やっぱり、ここの会社、何も分かっちゃいないや。 またバグだらけのプログラムを作成するに違いない」と瞬時に確信した。今だ にプリンタ用紙にプログラムを打ち出して、デバッグ作業をしているプログラ マが世の中にはいるのだ。ふ〜ん、て感じである。

2000年問題によって、世の中、いかに危険な阿呆極まり無いプログラマ がいることを皆が知れば、それは良いことである。まあ、阿呆が時間をかけて バグを熱心に入れているのに高い給与を払い、腕の良い技術者が、ホィと魔法 をかけるように短期間で作った場合には、雀の涙しか払われないのだから、2 000年問題など起きて当たり前なんだよね。

まあ、そういう、俗世の、馬鹿の馬鹿による馬鹿のためのコンピュータの世 界は無視するとしよう。もちろん、それによって私や私の周囲に問題が起きた 場合には文句を言うが。

さて、下らん話題をしてしまった。皆がずっこけるような、中古マンション の楽しいトラブルの話題に切替えよう。

やっとのことで中古中の中古マンションを購入し、引越しをした。中古中の 中古マンションであったので、寝室に非常に古いエアコンがついていた。18 年ものである。まあ、一応は動いていたのだが、前の雨漏りのするおんぼろア パートから持って来た、キョンキョンエアコンと家では呼んでいるキョンキョ ンの宣伝していたエアコンに取り替えてもらった。

元のエアコンは旧式で、室外機は200Vであった。キョンキョンエアコン の室外機は普通の100Vである。それで、若干の屋内配線の変更なりをしな ければいけないのであるが、まあ、こんな単純なことは、電気工事業者ならで きるに決まっている、と思って安心しておった。

実際に工事をして貰ったのが、7月22日である。つまり、この日は、私は 身柄を拘束されていて、東京にいなかった。でも、まあ、単純な工事。解放さ れて東京に帰ったら、使えるものだと信じていた。もちろん、取り付け工事終 了後は、一応動かしてみて、動いたと妻も言っていた。

そうそう、この電気工事屋は、本箱の部品を持 ち帰った電気屋でもある。

で、その後、この猛暑である。使おうとして、再び運転してみたら、温風し か出て来ない。室外機を見たら、ファンが止まっていたり、ゆっくり回ってい たりした。

さらに、隣の部屋のエアコンも、動作しない。手元スイッチを押しても、まっ たく動かない。確かに、キョンキョンエアコンへの取り替え工事をしてもらう 前まではビンビンに動作していたのに、まったく動かない。それで、手元スィッ チをもって他の部屋へ行ってボタンを押したら、その部屋のエアコンがちゃん と指示通りにうごいてしまう。だから、どう考えても手元スイッチの問題では ない。

それで、妻が再び電気屋に電話して来てもらったら、手ぶらで点検に来たと 言う。まあ、コンセントが外れているだけで呼ぶ客ばかりなのだろうから、工 具の一つも持たずに見回るらしい。

それで、取り替えたキョンキョンエアコンの方は、「ガスが抜けていますね」 の一言。別の日にガスを入れに来ます、ということで、また別の日を指定され る。メーカー名も型番もいつも教えてやっているのに、ガスも持たずにエアコ ンの修理に来るとは、いったい何なんだ。どうせ自動車で回っているんだから、 そのくらい積めるだろうが。

さて、隣のエアコン。これは、「メーカーを呼んで下さい」の一言。まあ、 メーカーへの連絡の手配はしてくれたけれどもそれだけ。

それで、キョンキョンエアコンは同じ電気屋の「ガス部隊?」が来て、ガス を注入していった。で、やっと10日たって使用可能になった。長かった。

さて、メーカーの修理を呼んだほうである。もちろん、メーカーの修理であ り、ちゃんと修理された。しかし、とんでもないことが発覚してしまった。こ のエアコンは、元からマンションについていたものであり、室外機は、100 Vである。しかし、 「200Vを流されたようで、壊れていました」 と言われてしまった、ということだ。

さらに、コンセントには、100Vではなく、今は80Vしか来ていません と言われたそうだ。何でや。工事の前には、ちゃんとエアコン、快調に動いて いたのに。

こうなれば、犯人は100%特定されたようなものである。

さて、キョンキョンエアコンに取り替えた直後、 電気の来なくなったコンセントがあったこ とを書いた。実は、その後の証拠判明により、あのときの記述に若干修正を加 えなければならない。

もともと配電盤および屋内配線がいい加減なのは、以前の電気工事がいい加 減だったと書いた。それはそれで事実なのだが、その下手ないい加減な工事の 上に、もっと阿呆な電気屋が阿呆なことをしてくれたのである。バグ修正をす るのに、何も分からぬ阿呆が修正して、もっと阿呆なプログラムが生産されて いる一例に過ぎない2000年問題と同じことが電気工事で起きてしまった。 それも、こともあろうに、私のマンションで起きてしまった。

台所に置いてあった電子レンジが動かなくなった。それで、妻がこれも同じ 電気屋で買ったものなので、そこのサービスセンターに電話して修理に来ても らった。色々操作はできるのだが、スタートボタンを押すと止まってしまう、 という症状である。

修理屋も色々調べたそうだが、原因不明ということで帰っていったそうであ る。ただ、近くのコンセントは電気がきていないので、別のコンセントを使用 してください、ということであったらしい。この電子レンジも、考えてみれば、 エアコンを取り替える前まで確かに動いていた筈だ。

それで、一応、別のコンセントを使用しているが、そうすると、他の電気製 品と合わせて20A以上使用するようになり、ブレーカーが飛ぶ。電子レンジ だけは専用置場があって、別のコンセントがついていて、良くできていたのに、 そのコンセントが使えなくなってしまった。

それで、今朝、もしかして、このコンセントも、実は100Vよりもはるか に低い電圧になっているので、このような状況になっているのではないかと、 はたとおもいあたった。それで、テスターで測定してみると、そうであった。

いったり、どこをどうやって、100Vを80Vに下げてくれたのであろう か。さらに、瞬間的には(もしかしたら瞬間ではないかも知れないが)100 V用のコンセントに200Vを流したりしてくれたのであろうか。

こんな工事しかやれない電気工事屋が世の中には存在するのか?信じられな いことであるが、実際にやってくれたのだからいるのだ。それに、この電気屋 というのは、非常に有名な電気屋である。テレビでも宣伝している、秋葉原の 有名な電気屋の1つである。

ちゃんと修理し、ちゃんと弁償、賠償してくれなけりゃ、全部実名で発表し ちゃうからね。今朝電話したが、何時工事にくるか、どのように直すのか、随 時発表していこうと思う。

もちろん、実際に工事をしたのは、下請けであった。領収書には、元請けと 下請けの両方の名前が載っていた。


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