ホームページ目次1996年前の話次の話

カウンタ速押し競争

1996年9月7日

夜遅く、例のクレーンが倒壊した現場を通過して駒場東大前の方に行った。 その時、例のクレーンで壊された家の前の暗闇のなかに、V字形に光っている ものが見えた。近くまで行ったら、真夜中だというのに、家の前(工事現場の 方ではないぞ)に、椅子を置いて、警備員がじっと座っていたのである。これ にはびっくりした。

それから、今日、そのビルの入居者募集の広告が新聞に入っていた。

▲建設工事が進む「**マンション駒場」(H8.8撮影)

となっていて、工事現場の写真があるのだが、事故後の写真である。なぜな ら、事故で壊れた家の仮補修の後が写真の隅にちゃんっと見えるからである。 それより、工事現場に人が写っていないのである。2つの入口にガードマンが 見えるが、広い工事現場に人が全然見えないのは不思議である。

「建設工事が進む」とか書いてあると、順調に工事が進んでいる印象を与え るが、実際には工事は停止しているんだけどなぁ。それから、クレーン倒壊の ときにモデルルームも潰れたのであるが、なんと、

新装サンプルルーム・オープン

となっている。確かに新装である。

さて、こんなことを書くつもりではなかったが、つい今朝の新聞広告の束の なかに、このマンションの募集広告を発見してしまい、余分なことを書いてし まった。

カウンタの話をしようとしていたのだ。カウンタといえば、 のようなやつで、ホームページの先頭あたりにあって、このページはウン十 万回も見られたと自慢しているあれである。

このカウンタをつけたがる人、つけたがらない人、様々である。でも、つけ る場合には、やはりある程度の数になっていないと恥ずかしいものがある。ま あ、私のようにインターネットも何も知らない個人がやっている場合は数十、 数百でも、まあ可愛いものである。

しかし、大手企業とか、プロバイダの場合には、やはり多くの人からのアク セスがなければ、「なんだこりゃ」と誰しも思うであろう。日本のインターネッ トの現状を考えれば、まず、万のオーダーに達していないのは、穴があったら 入りたいレベルだろうか。

それから、ネットサーフィンとかいうことをやっていて気がついたのだが、 アクセス情報を公開しているところも若干はある。それで、どこからのアクセ スが多いかを見てみると、ホームページを置いているプロバイダからのアクセ スだけが多くて、他からのアクセスが限りなく0に近いなんてのもあったりし て、びっくりしてしまった。

そういえば、昔、「下位サイト間での通信が主なので、上位への回線は細く ても何ら問題は無い」と抜け抜けと言い放っていたとんでもないプロバイダが あったりしたが、まだそういう状況のところも多数あるのだろうか。インター ネットを利用することにより、何処とでも繋げることができ、便利便利と思う のが普通だと思うのだが、「井の中の蛙」のためのインターネットというもの もあるらしい。

私はカウンタはつけない主義である。なんたって、余分の負荷がかかってし まう。それに、まだホームページ(トップページ)のアクセスは数万回にしか なっていないし、そんな程度で、数を自慢しているようなカウンタをつけると いう、傲慢さというか、勇気というか、そういうものは持ち合わせていない。

まあ、人は人、自分は自分だから、各自が勝手な方針でやればいいんですよ。 私なんぞの意見に左右されるようではいけません。

え〜と、本当に書こうとしていたことは、 機械式のカウンタ の話なのである。通行人を数えたりするのに使っている、手でガシャンと押 すとカウントが1増加する、あのカウンタの使い道の話なのである。

昔々、私も実験なる恐ろしきものをした覚えがある。そして、実験室なると ころに、その手動式のカウンタが置いてあったのである。もちろんあまりにも 昔のこととて、いったい何の実験に利用したか全然覚えていない。

そうそう、カウンタは、みんなで非常に頻繁に、苛酷に使われていたのであ る。10秒間に何回押せるかだったか、1分間に何回押せるかだったか、時間 は定かではないが、一定時間にどのくらい速く押せるかを皆で実験したことだ けはいまも鮮明に覚えている。まあ、この、速押し実験では私はトップクラス だったっけ。


ホームページ目次1996年前の話次の話