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懸賞荒しができる程に賢くなりすぎた

1996年10月13日

「ののぐらむ」というと分からない人も多いが、「お絵かきロジック」とか、 「イラストロジック」とか、「ロジックパズル」とか、「解くと絵が出てくる パズル」とか言うと、分かる人が多いと思う。

このパズルを解いてしまうのをJAVAで作ったのが、

ののぐらむ(お絵かきロジック)JAVA版

である。気楽に、JAVA遊びのために作ったものである。

その前に、パズルについて無知な方々のために書いておくと、パズルの雑誌 は大変な種類が出ている。ちょっと思いつくままに書いて見ると、

ニコリ(ニコリ)
パズルとクイズの本(学研)
パズロム(世界文化社)
パズラー(世界文化社)
パクロス(萩島商事)
イラストロジック(日本文芸社)
クロスワードランド(白夜書房)
クロスワードDay(双葉社)
クロスワードキング(英知出版)
クロスワードハウス(廣済堂)
クロスワードパラダイス(学研)
ナンクロプレゼント(主婦の友社)
ナンパラ(学研)
ロジックパラダイス(学研)
お絵かきメイト(マガジンマガジン)
お絵描きパズルランド(白夜書房)
こう書いていくと、こんなにパズル雑誌があることに疑問を抱く人も多いか と思うが、じつはもっともっとある筈である。これらの本は、私のパソコンルー ムの隅に転がっているものの一部である。

これら多数の雑誌が、次々と出ているのである。まあ、2日に1冊は新しい 雑誌が書店に並ぶのである。いや、書店だけではない。コンビニに並ぶのであ る。だから、その数たるや大変なものである。コンピュータ雑誌なんて、パズ ル雑誌に比較したら、まだまだゴミみたいなもんであろう。コンビニ、キオス クなどに並んで雑誌は一人前であることを考えれば。

そして、これらの雑誌のほとんど、それもレベルの低い雑誌に限って、ほと んどの問題が懸賞問題になっているのである。懸賞としては、パソコン、冷蔵 庫、自転車、留守番電話、ウォークマン、ステレオ、テレビ、ビデオ、コーヒー メーカー、布団乾燥機、アイロン、掃除機、炊飯器、ぶり、松坂牛、白桃、旅 行券、現金など多種多様なものがある。

さて、話を元に戻そう。

まあ、このパズル、実は、私は好きではない。なんたって、紙にごちゃごちゃ と書き込んでいくと、次第に手が汚れてくる。手が汚れるパズルというのは、 どうも好きになれない。

それに、枠の数を1,2,3,4,...というふうに数える必要がしばしば発生する ので、面倒である。面倒なことが嫌いな人間にとっては、このパズルはあまり 向かない。

しかし、世の中の多くのパズラーは、このパズルが好きなようである。ねち ねちと枠を数えていく、なんだか事務処理的な頭脳労働(単純労働)が好きな のか、とにかくこのパズルが流行っていることは隠しようもない事実である。 (まあ、私が嫌いなものは流行するのが世の常ではある。)

でも、まあ、私も、パズル愛好家の末席を占めるヘボとして、そして、最近 興味をもって遊んでいるJAVAと組み合わせることを思いつき、あれこれの パズルをJAVAで楽しんだり、全ての解を求めるとかやってみた。

まあ、そこまでは何の問題もなかったのである。が、この「ののぐらむ(イ ラストロジック)」を作ってから、ちょっと状況が変わってきた。市販されて いる雑誌の懸賞問題を入力すれば、その解を直ちに教えてしまおうというサー ビスを、かなり前からやっていた。

でも、最初はテキストベースだし、結構面倒で、コンピュータ技術者でもな いかぎり、使える訳がないサービスをしていた。要するに、GUIが死ぬ程悪 いのを提供していた。それでも、大学の研究室などからは利用者がぽつりぽつ りとはあった。

まあ、それは冗談でサービスしていただけである。が、JAVAとつないで、 ほいほいと雑誌に出題されている懸賞問題のデータを入力し、[Solve]ボタンを 押すだけで、大抵の問題は数秒以内に答えてしまうレベルまでできてしまった。 そして、それを利用して応募すれば、懸賞がもらえてしまったりする。

でも、まあ、それはそれでいいではないか、と私は思っている。

さらに、問題を作る機能ももっている。作るというより、検証する機能といっ たほうが良い。解は唯一でなければならないのだが、ときどき雑誌の懸賞問題 にもいいかげんなのが多々あって、複数の解が存在する場合がある。まあ、そ ういうミスをしないためにも利用していただいて構わぬ。

でも、この検証プログラム、とんでもなく賢くなってしまって、およそ人間 には解くことができないような問題までもホイホイと検証できるようになって しまいよった。ほとんど何の手がかりのないような問題さえ、ホイホイとシラ ミ潰しで調べつくし、唯一の解か否かを答えてしまう。少なくとも、馬鹿な私 には解けない、あるいは解く気が失せてしまうような問題をも瞬時に検証して しまうようになってしまった。

まあ、これも「ののぐらむ(イラストロジック)」の世界というか、市場が あまりにも広くなり、ビジネスとして成立してしまっているから色々問題も起 きるのだろう。

まあ、私の方は、JAVA遊びの一貫として、あくまでもJAVAの性能を 調べたりするテストケースの1つとして今後もやっていきますので、よろしく、 ネ。


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