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イギリスの経済研究機関よりインタビュー

1996年12月10日

今日は、どういう訳だか知らないが、非常にアクセスが多い。おかげで、私 自身がWWWを楽しめないくらいだ。一体何が原因なんだろう、と思って本屋 へ行って、今日発売になったと思われるパソコン雑誌などを立ち読みしてみた が、それらしいことは見つからなかった。

まあ、1万ヒットは確実のようである。もしかすると、過去最高を更新する かもしれない。ちなみに、過去最高は、8月7日の11257である。

さて、このところ、どういう訳か知らないが、インターネット関係で外人さ んと出食わすことが増えている。英語、日本語チャンポンで、さっぱり訳が分 からなくなることもしばしばであるが、まあ、こういうことがどんどん増えて 行くのであろう。全く英語を理解できない、まあ、せいぜい英文マニュアルを 読める程度、インターネット関係の洋書を読める程度の、極めて低いレベルの 英語力しか無いのであるが、なんとか誤魔化しながらやっている。

そういえば、参加している(参加させられている)メーリングリストの中に は、英文、和文、ごちゃごちゃのもあり、もう付いて行くのさえ息たえだえに なりそうなのもある。(これが国際化というものだろうか)

さて、今日は、友人から「イギリスの経済研究機関よりのインタビュー」を 受けてくれ、とのことであったので、一応受けた。まあ、何の用意もしなくて いいし、まあ、知っていること何でも勝手に話していい、ということだったの で、お受けしたのである。

ということで、指定した場所で待っていると、通訳さんをつれてやって来て くれた。この通訳さんとは、友人の結婚式の仲間向け披露宴で会った筈であっ たが、もう記憶になかった。

で、インタービューは、テープに全部記録されてしまった。こういうのって、 緊張するね。ときには、私も英単語の1つや2つは話したが、だいたい通訳し てもらった。

内容であるが、日本のインターネットとか、マルチメディアについて、非常 に遅れているように思う。個人は新しいものに積極的に関心を示しているよう だが、どうも日本企業は滅茶苦茶遅れている。こんなことしていたら、日本の 市場は、全部外国企業にいいようにされてしまう。

‥‥‥といって、日本の将来の心配までされていた。そうそう、昨日、日本 の某大手コンピュータメーカーへヒアリングに行ったそうである。しかし、相 手をしてくれた人は、馬鹿で何も知らなかったよ、と言っていた。

まあ、私が教えたことは、 「(コ)の業界のオキテ」と 「天網恢恢(てんもうかいかい)」 に書いておいたような内容である。

日本の大企業は、どこへヒアリングに行っても、あまり知らない人ばかりが 出て来てうんざりだ。大企業は何も知らないのではないか?

と言われたので、まあ、研究所とか会社の一部には詳しく知っている人もい るが、日本の大企業は、コンピュータ産業に限らず、ほとんどの業種で大企業 が Managemment Company になっているんだ、と教えたら、ひどく納得してい た。今までの疑問が氷解したのであろうか。

どうも、外国から日本の産業を調査にくる連中は、役所や大企業にばかりヒ アリングに行っているようだが、そんなところでは「建前」しか聞ける訳がな いのに。そうそう、この「建前」と「本音」を説明する必要があったと思った のだが、これを英語で説明するのは大変だ。込み入った日本の事情をきちんと 時間をかけて説明しないと誤解するので、大変重要なことだが、これはやめた。

それから、日本のコンピュータとかインターネットとかの本は翻訳書ばかり、 とりわけレベルの高い本はほとんど翻訳書しかないようだが。日本には技術者 いないのか?

みたいな質問もあったが、「その通り!」と正直に答えた。特に、日本の大 学では Writing の教育が疎かにされているので、技術文書のレベルはボロボ ロだ、とも教えておいた。マニュアルなどは、ページ数だけ要求するところも あるが、内容のレベルについて云々するようなところは皆無に近い、と教える のを忘れてた。残念、残念。

その他、なにをしゃべったか、もう記憶にない。多摩川のことを Silicon River と呼ぶ。なぜなら‥‥‥‥なんてこともつい教えてしまった。

という風に、日本の矛盾ばかりを教えたような気がする。やりすぎたかなぁ。

「今日は非常に良い話が聞けた」ということで、帰りがけに、鞄の奥の方か らごそごそとスコッチウィスキーの壜を捜し出して、プレゼントしてくれた。 ラベルには、

SAINSBURY'S SCOTCH WHISKY, Aged 5 Years

とある。これって、いいスコッチなんだろうか。


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