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サービス精神に富んだ長いケーブル

1996年12月27日

今日は、歳末プレゼントの当選者を決める日だが、実はまだ何もしていない。 これから、応募者リストを見て、独断で決めるのであるが、その前に、ちょっ とケーブルの話を。

今日は、また秋葉原まで行って来た。主に、ケーブル類を買ってくるのが目 的である。今週2度目の秋葉原。何と、秋葉原通いが、また始まってしまった のか。

さて、ずっと前、UNIXマシンを使っていたときのことである。UNIXマシンに プリンタを繋ぎたかったのであるが、通常のセントロニクスのコネクタではな く、ハーフピッチの小さいやつがついていたが、当時はまだほとんどハーフピッ チの小さなコネクタに対応したケーブルは売っていなかった。いや、もっと特 殊なコネクタだったような気もするが、もう覚えていない。

秋葉原でもなかなか手に入らない程珍しいものをつけられると、手に入れる のが大変なのである。それで、メーカーの営業に、「繋がるケーブルを売って くれ」と言ったら、「ない」とか言われてしまった。「それでは使えないでは ないか、どうしてくれる」と言ったら、「何とかします」と言って、「何とか してくれた。」

迷惑掛けたからといって、無料でプリンタケーブルをプレゼントしてくれた のである。しかし、プリンタケーブルがずいぶん長かったのである。たしか10 メートルもあって、床でとぐろを巻いていたのである。もちろん、床でとぐろ を巻いても、ちゃんと動けばそれで構わないのだが、ときどき調子が悪くなる のである。

Unixマシンをブートした直後は動くのであるが、プリンタだけをON/OFFした ら、動いたり動かなかったりと非常に不安定なのである。まあ、99% ケーブル の問題だと思ったのであるが、そのうち別のコンピュータにプリンタを接続す るようになって、ついに使用しなくなったので、もうまったく原因が分からな い。後で、プリンタのマニュアルを読んだら、ケーブルの最大長の指定があり、 もっと短くなければならないと書いてあった。

まあ、プリンタなんて、問題がいくら出ても、しょせんプリンタの問題だけ で済む。よくトラブルが起きるのは、SCSIケーブルである。

昔、昔、その昔、Unixマシン、を使っていたころは、SCSIといっても、本体 と、ハードディスク装置を繋いだりするのに使っていたくらいであった。たっ た数百メガのハードディスクが100万以上した時代である。その当時、貧乏 会社にいた私は、余りハードディスクを次々に繋いで、ハードディスクの容量 を増やそうとしたのであるが、3つくらい繋いだところで、原因不明のトラブ ルに陥ってしまった。もちろん、SCSIケーブルの総延長がリミットを越えたの であった。当時は、いくつものSCSI装置を繋ぐことを考えていないので、装置 に附属のケーブルは、最低でも1m、親切なのは2mもあって、すぐにリミッ トを越えてしまった。

今週、第1回目に秋葉原に行ったとき、DOS/V用のSCSIボードを1枚買って 来た。店の棚に並んでいるSCSIボードって、 過剰高性能製品ばかりで、そんな高価なものを買 うくらいだったら、メモリたくさん積んだ方がいいし、ハードディスクの容量 でも増やしたらどうなんだと思った。それで、棚の隅にこっそり置いている1 万円程度の、安いのを恥ずかしそうに買って帰った。

さて、これで、いままで死んでいたスキャナが生き返ると思って、使われて いないままになっているその他もろもろのSCSI機器を繋いで動かそうと思った ら、やっぱりトラブルに陥ってしまった。

もちろん原因は、SCSIケーブルなのである。アップル用というスキャナを、 DOS/Vマシンに繋いで使おうとしたのである。スキャナ用のSCSIケーブルが非 常に長くて2m近いのである。なんでこんな馬鹿長いSCSIケーブルを付けるん だと思ったが、長いケーブルは、きっとメーカーの親切心、どこにでもスキャ ナを置けるようにということだろう。

借り物、拾い物などの、ハードディスク、スキャナ、MOの3つを一気に繋 いで動かそうとしたのである。それで、次々とケーブルで装置を繋ぐのである が、SCSIのケーブルは総延長が5m以下でなければならないのである。実際に は、各装置での遅延時間分も考慮しなければならないので、実際のケーブルの 合計が5m程度になると、問題になる。

装置を隣同士に置くならば、SCSIケーブルは25cmので充分である。それ で、きょう秋葉原をぶらついていたら、床の隅に、こっそりと25cmのSCSI ケーブルを、まるでつまらない不良品のように置いていたので、狂喜して購入 して来た。もっとも欲しかったものであるが、ケーブル類が所狭しと並んでい る壁には、最短で50cm、長いのは1.7mという具合である。

もちろん、床の上に、しょうもない感じで置いていたもので、両端のコネク タの組合せは1種類しかなかった。一応使えるタイプのものが両端についてい たので、無条件に1つ買って来た。そして、繋いでみた。

ケーブルの長さの制限があるので、SCSIボードの位置を変えたり、SCSI装置 の位置を変えたりして、短いSCSIケーブルでも繋がるようにして、全部を繋い で試してみた。まあ、最初、終端の設定を一部直し忘れていたので認識してく れなかったりしたが、まあすぐに動くようになった。非常に快適に、何のトラ ブルもなく動いてしまった。

短いSCSIケーブルは最高である。


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